キク科
山地のやや湿った場所に生える。高さは1m前後になり、6〜8月に直径10cmほどの黄色い花を咲かせる。葉は30cmほどで、葉のふちにはのこぎりのようなギザギザがある。
在来種静岡県以西の本州、四国、九州に分布する。
湿り気のあるところを好み、道端や荒地や畑地、湿原、河川敷などに生育する。高さは1〜3mになり、7〜10月に直径6〜10cmの黄色い花を咲かせる。花の中心は黄緑色に盛り上がり、黄色い花びらの先は垂れ下がる。
海外から持ち込まれた外来種。特定外来生物および緊急対策外来種に指定。 北アメリカ原産。明治中ごろに観賞用として輸入されたものが野生化。外来生物法により「特定外来生物」に指定されている。日本全国に分布するが、中部地方より北の寒冷な地域に多い。自然公園内を含む湿原や渓畔林に侵入・定着し、湿原植物等の希少な在来植物をおしのけて広がり、駆逐してしまうおそれがある。
どちらも、葉が人の手に似ており、黄色い花を咲かせますが、①花の中心部(管状花)の色がAのハンカイソウは黄色、Bのオオハンゴンソウは黄緑です。②葉の形は、ハンカイソウは直径30cmにもなる深く切れ込んだ大きな葉が特徴。オオハンゴンソウでは、上部の葉は丸く下部にいくほど切れ込みが多くなります。③茎は、ハンカイソウは紫色の斑点があり、オオハンゴンソウはツルツルでやや白く見えます。外来種被害予防三原則~入れない、捨てない、拡げない~を守りましょう!
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