ちょっとecoに詳しくなる ecojin's EYE 環境のことを考えるヒントとなる、エコなキーワードを解説します。

今週のテーマ 子ども環境情報紙「エコチル」

地球の豊かな環境を守り、後世につないでいくためには、これからの社会を担う子どもたちの環境意識を育むことが大切です。環境省の脱炭素ライフスタイル推進室が電子版の一部記事を監修する子ども環境情報紙「エコチル」は、環境に関するさまざまな情報を読みやすいカラフルな紙面で紹介し、多くの小中高生の環境教育に役立てられています。

「エコロジーチルドレン」の造語から名付けられた「エコチル」は、子どもたちが環境に関心を持つ機会をつくるため、2006年に創刊されました。毎月1回発行され、生物多様性、地球温暖化、省エネなどをテーマにした巻頭特集のほか、動物園の生き物を紹介するコーナーなどを設けて、楽しみながら環境意識を高めることができるよう工夫されています。紙版の「エコチル」が発行されている地域では、公立小学校の全児童に配布しており、各都道府県の電子版も発行しています。ウェブサイトでは、各地の紙面を読むことができるだけでなく、過去に掲載された記事のキーワード検索が可能で、環境に関する正しい知識を身につけることにも役立ちますので、ぜひご覧ください。

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 「エコチル」は、子どもたちがエコを学ぶ入口としてはもちろん、家庭で環境について考えるコミュニケーションツールとしても活用できます。親子や家族で一緒に読みながら、「どんなことができるかな?」と話し合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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