ちょっとecoに詳しくなる ecojin's EYE 環境のことを考えるヒントとなる、エコなキーワードを解説します。

今週のテーマ プラスチック資源循環法

「プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル」をスローガンに掲げ、今年4月から「プラスチック資源循環法」が施行されます。プラスチックのライフサイクル全般であらゆる主体の取り組みを進めるための法律であり、皆さん自身も重要なプレーヤーとなります。

「えらんで」:プラスチック製品を製造する時に取り組むべき事項を定めた設計指針が作られ、さらに国が特に優れた製品設計を認定することで、消費者は環境に配慮した商品を選びやすくなります。
 「減らして」:スプーンやハンガーなど使い捨てプラスチックを減らすため、辞退によるポイント還元、有料化、代替素材への転換などの取り組みが進みます。皆さんもお店で使い捨てプラスチックを断るなどライフスタイルを変革しましょう。
 「リサイクル」:皆さんのお住まいの自治体でも徐々にプラスチック製品が資源として回収されるようになり、お店などの回収拠点も増えていきます。ごみの分別や店頭回収にご協力をお願いします!

皆さんで一丸となってプラスチックの資源循環を進め、2050年カーボンニュートラルや大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの達成につなげていきましょう!

ecojin's EYE

 プラスチックは現代社会に不可欠な素材。その資源循環を促進することが、循環型社会、脱炭素社会の実現を後押しします。製品設計から回収に至るまでプラスチック製品に関わるすべての事業者・自治体・消費者が力を合わせ、3R+Renewable(再生材・再生可能資源への転換)に取り組んでいきましょう。

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