国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

京都御苑ニュース

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2008年10月30日

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2008年10月30日秋の風景

京都御苑自然・開花情報

温度が急に下がり肌寒く、苑内の木々は所々紅葉し始め、サザンカも咲きはじめました。

苑内にはいくつか井戸があり、その内、西側にある縣井のそばのサザンカが咲きはじめました。
縣井のあるこの辺りは、五摂家の一つ一條家があり、明治天皇の皇后一條美子・昭憲皇太后の産湯に用いられたといいます。古くは平安時代の大和物語に病気を治す水と紹介されているそうです。


縣井

ここは白いサザンカです

京都御所北側にある明治天皇ご生誕の地である中山邸では、クロガネモチが赤い実をたくさんつけていました。この中にも祐井(さちのい)という井戸があります。(柵の中には入れませんが外から見ることができます)

平安時代の摂政・太政大臣だった藤原道長の邸宅跡である土御門第跡では、放射線状に美しい樹形をしているケヤキが紅葉しはじめています。

これら平安から近代までの歴史的遺産などがあったと想像される場所には、駒札型の案内板があります。案内板には手前に小さな凹凸がついた台がついていて、そこへA4の紙(自宅からお持ちください)をあてて上から鉛筆などでこすると絵の一部がでてきます。これらの駒札をまわると一つの絵になります。絵は四季ごと(三、六、九、十二月各初旬)に替わります。

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