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京都御苑ニュース

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2008年4月 7日

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2008年04月07日車還櫻

京都御苑自然・開花情報

週末には、山桜や八重紅枝垂れが一気に開花し見頃をむかえました。
先に咲いた枝垂れ桜は、天候にも恵まれ約2週間楽しませてくれましたが、今日の雨で、どれだけ持ちこたえてくれるでしょうか?
これからは、約50本ある里桜の季節となります。里桜は、桜の品種の総称で、数百種類もあると言われています。
京都御所参観者入口前にある里桜の一品種「車還櫻」や出水の小川周辺の里桜も一部開花し見頃となっているものもあります。
緑色の花がめずらしい御衣黄や花が房状に咲く上溝櫻も開花近しといったところです。
里桜は御苑西南部近く出水の小川と建礼門前東側の芝生地周辺に、上溝櫻は京都御所東側芝生地にあります。
桜以外に、白雲神社周辺や児童公園周辺では、ハナカイドウやカリンの花が開花間近となっています。


後水尾天皇が御車を還させ御覧になられたと言われる「車還桜」、御苑の名木の一つです。

先に咲いた枝垂れ桜より遅れて開花する「八重紅枝垂れ」。天候に恵まれれば開花から10日間くらいはみられそうです。因みに開花は、先週の水曜日でした。画面左側が先に咲いた枝垂れ桜、葉がでてきています。天候に恵まれ、開花から二週間目です。右が八重紅枝垂れ

開花間近のハナカイドウ。白雲神社や児童公園付近でみられます。

開花したヤマブキ。迎賓館東側や縣井周辺にみられます。

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