![]() | |
---|---|
![]() |
[研究代表者] |
|
交通安全公害研究所交通公害部 |
●成澤和幸 |
[運輸省 交通安全公害研究所 交通公害部] |
|
原動機研究室 |
●成澤和幸、林田守正 |
計測研究室 |
●小高松男、石井 素 |
燃費性能研究室 |
●野田 明 |
音響研究室 |
●田中丈晴 |
(委託先) 早稲田大学 |
●大聖泰弘 |
29,983千円
都市域における実走行パターンを用いて、従来型乗用自動車を走行させる際の有効エネルギーと廃棄エネルギーを定量的に解析するとともに、各種のエネルギー回生システム構成要素の国内外における開発状況を調査し、乗用自動車に最適な動力方式を検討した。次にシャシーダイナモメータ上での実車運転、およびモータ単体運転装置による台上運転により、スーパーキャパシタと二次電池による運動エネルギー回生効果について実験的に考察した。さらに、実車の駆動モータシステムと等価な電力出入を再現できる充放電試験装置に電池、スーパーキャパシタ、発電機を配置して模擬的なハイブリッドシステムを構成し、各要素の容量や接続を替えて入出電力量を計測した。それにより、ハイブリッドシステムにおける回生効果や、構成要素間のエネルギー移動についての詳細な評価手法を検討した。それらの検討結果に基づき、エネルギー回生可能な高効率型自動車を都市域に導入した場合の二酸化炭素排出量抑制効果を予測した。
廃棄エネルギー、エネルギー回生、二次電池、スーパーキャパシタ