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[研究代表者] | |
国立環境研究所地域環境研究グループ開発途上国環境改善(水質)研究チーム |
●稲森悠平 |
[環境庁国立環境研究所] |
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地域環境研究グループ開発途上国環境改善(水質)研究チーム |
●稲森悠平・水落元之・呉 暁磊(EFフェロー) |
9,810千円
(9年度予算額 3,271千円)
典型的な従属栄養細菌であるAlcaligenes faecalisを活性汚泥の中に添加した排水処理システムを用いて、Alcaligenes faecalisの接種量およびCOD対全窒素の比を変化させて、嫌気条件下実験検討を行った。その結果、Alcaligenes faecalisの接種した系では、活性汚泥のみの系と比較してN2Oの発生量はおよそ50%に低下した。さらに、Alcaligenes faecalis接種系は窒素の除去能が高く、活性汚泥のみの系より約30%高い全窒素の除去率が得られた。CODの除去について、前者の系もより高いCOD除去能が見られた。そのために、Alcaligenes faecalisを活性汚泥排水システムの中に添加し優占されるのは、N2Oの発生抑制および排水処理能を向上することができることと考えられる。Alcaligenes faecalisの添加量を多くすることにより、高いCOD対全窒素の比を保持した実験条件では、N2Oの発生量を低く抑えられ、高いCODおよび窒素除去能が得られることがわかった。
Alcaligenes faecalis、嫌気条件、N2O発生抑制、窒素除去、優占種