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[D−2 有害化学物質による地球規模海洋汚染の動態解明と予測に関する研究]
(3)有害化学物質の海洋における起源・輸送・拡散および予測に関する研究
独立行政法人産業技術総合研究所
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環境管理技術研究部門 地球環境評価研究グループ
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青木繁明・鷲見栄一
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東海大学海洋学部
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中田喜三郎
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[平成15〜17年度合計予算額]
平成l5〜17年度合計予算額 20,389千円
(うち、平成17年度予算額 6,405千円)
[要旨]
本研究は観測データと併せて比較検討することにより、有害化学物質の起源・挙動を予測すること目的とし、そのために有害化学物質の変質過程をも考慮にいれた輸送・拡散モデルを構築することを最終目標としている。有害化学物質の挙動を予測するために、海洋大循環・生態系を結合した北太平洋を対象とする数値モデルを開発した。そのモデル上に有害化学物質にかわかるプロセスとして海洋中のデトリタスに対する吸脱着過程をとりこみ、いくつかの発生源を仮定してその挙動シミュレーションを行い、その結果と観測データとを整合させることにより、それぞれの発生源からの寄与を推定した。
[キーワード]
有害化学物質、輸送、起源、拡散、予測モデル