検索画面に戻る Go Research



(3.54MB)

[C−3 東アジアにおける民生用燃料からの酸性雨原因物質排出対策技術の開発と様々な環境への影響評価とその手法に関する研究]

(1)乾式選炭技術の開発・実用化に関する研究

独立行政法人国立環境研究所

 

 

 大気圏環境研究領域

大気反応研究室

畠山 史郎

国立大学法人埼玉大学 大学院

 

 

 理工学研究科 環境制御工学専攻

 

王  青躍

ユニレックス株式会社

 

谷口 克典

   

〈研究協力者〉

 

 国立大学法人埼玉大学大学院理工学研究科環境制御工学専攻

高橋 韓陽

 ユニレックス株式会社

石山 栄三

 北海道道立工業試験場

上出 光志、山越 幸康

 中国重慶市南桐炭鉱選炭工場

何 青松、印 儀中

[平成14〜16年度合計予算額]

 平成l4〜16年度合計予算額 117,055千円
 (うち、平成16年度予算額 24,800千円)

[要旨]

  中国などの途上国において、高硫黄・高灰分の低品位炭の燃焼に起因する大気汚染・健康被害
が深刻化し、そのクリーン化技術は緊急に求められている。本研究では、水資源を必要とせず、
設備、ランニングコストなどの面から低品位切込炭から効果的に脱硫・脱灰することのできる静
電気型乾式選炭技術を開発することを目的としている。
 中国重慶市南桐炭鉱選炭工場にて実験装置を設置し、選炭技術に関する現地実験を行った。選
別効率の向上には多段選別が最良と考えられるので、二段選別装置も製作した。電極形状は複合
電極と分割電極を作成し実験に供した。また、中国に技術移転するため、現地での部品調達及び
二段選別装置の製作を実施した。
国内においても小型実験装置を製作し、石炭の選別に関する基礎的実験を行うと共に工業分析
等を行い選炭に関わる要素技術の開発研究を行った。
 実験には南桐炭鉱産出の東林炭鉱原炭(粒径<2.Omm)を用い、>1.Omm、>O.5mm、>0.25mm、
>0.125mmの4種類(帯電量測定は0.075mm>も加えた)に篩い分け、石炭試料を調製・分析した。
石炭層厚、コンベヤー速度、ドラムの回転速度、電極形状(複合電極と分割電極)等をパラメータ
に実験をした。改良型乾式選炭試験装置及び二段選別装置の選別改善効果を検討した結果次のよ
うになった。
 � ‥�初の電極は効果的な選炭結果が認められなかったが、複合電極においては一定条件によ
り改善効果が得られた。
 �◆\价困粒ナ�の代表成分及び石炭の帯電率測定を行い選別条件の改善指針を得た、
 �� 水分は誘電率が大きいのでこれを利用することで選別効率の向上が出来る知見を得た。

[キーワード]

酸性雨、中国重慶市、石炭燃焼、乾式選炭技術、脱硫率