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[H−6 地下水利用に伴う広域的ヒ素汚染に対する地球環境保全のための環境計画に関する研究]

(2)自然環境汚染状況と生態系影響調査と回復方法


独立行政法人国立環境研究所

 化学物質リスク研究センター

中杉修身

 化学環境研究領域動態

化学研究室

柴田康行・Amit Chatterjee・

A. Z. M. Shaifullah Chowdhury・J. Zheng

〈研究協力者〉

Jadavpur大学

D. Chakraborti

U. Kumar Chowdhury

チリ国環境センター

Ruben E. V. Castillo, R. A. Parra


[合計予算額]

 平成12〜14年度合計予算額 6,186千円
 (うち、平成14年度予算額 2,008千円)

[要旨]

 インド東部からバングラディシュにかけてのヒ素汚染地帯において、これまで見逃されていた大気経由のヒ素汚染の可能性に着目し、本格的調査を実施するための基礎技術開発を進めるとともに、大気粉じん中ヒ素の存在量とその化学形態に関する予備的調査を実施した。その結果、ヒ素汚染飼料で飼育された牛の糞の炊事用燃料としての利用に起因する室内大気ヒ素汚染の存在を初めて明らかにした。


[キーワード]

 地下水ヒ素汚染、灌漑用水、ヒ素環境循環、化学形態分析、捕集方法