2024.11.21 Thu.
- 14:00 - 15:15
-
1.5℃目標への道筋:脱炭素に挑む日本の非政府アクターたち
- 主催者
- 気候変動イニシアティブ (JCI)
- 内容
-
概要
世界が1.5℃目標を達成するためには、企業や自治体、大学、若者団体などの「非政府アクター」が、実行可能なあらゆる気候行動を加速させていくことが不可欠である。また、自然と共生する持続可能な社会を同時に実現するためには、社会全体が連携して取り組まならない。
本セミナーでは、気候変動対策に積極的に取り組む非政府アクターの連合体「気候変動イニシアティブ(JCI)」に参加するメンバー団体が登壇。各セクターの視点から、日本、そしてグローバルに進める各団体の最新の取り組みと今後の意気込みを発信する。
また、気候変動対策だけでなく生物多様性の保全等、非政府アクターに求められる取組の幅が広がり深化する中、世界の脱炭素に貢献するために日本の非政府アクターはどう行動を強化していくべきか?国際団体からのゲストを交えながら、メンバー団体が議論する。プログラム
開会あいさつ
- 加藤 茂夫|気候変動イニシアティブ 共同代表
パネルディスカッション
- 大類 雄司|株式会社格付投資情報センター 執行役員 サステナブルファイナンス特命担当
- 岸本 道弘|株式会社日立製作所 環境戦略企画本部 理事 環境戦略ダイレクター
- 河野 晃|日本郵船株式会社 代表取締役 副社長執行役員 CFO
- プリティ スリバァスタブ|アサヒグループホールディングス株式会社 グループサステナビリティヘッド
- カミラ フェルナンデス|レース・トゥ・ゼロ 地域エンゲージメント EPRGマネージャー
- 榎堀 都|CDP Worldwide-Japan アソシエイト・ディレクター
閉会あいさつ
- トビー ウォーカー|クライメートグループ 国際アドボカシー シニアマネージャー
- セッション
サマリー -
冒頭、加藤JCI共同代表は、1.5℃目標達成に向け、JCIはひるむことなく気候行動を加速していくこと、政府とも一致団結して野心のループを強化していくことの決意を述べた。
パネルセッションでは多様なセクターの企業メンバーが、グローバルに進める最新の気候変動・自然・生物多様性保全への取り組み、他分野との協働事例などを発信。国連キャンペーンRace to Zeroのフェルナンデス氏からは、国際動向や日本への期待が共有された。
閉会あいさつに登壇したクライメート・グループのウォーカー氏は、メンバーが共有したユニークな取り組みや課題に触れ、政府を含む協働の重要性を強調。日本のNDC強化に期待を示した。非政府アクターのゆるぎない気候行動を訴える加藤氏 非政府アクターの声の重要性を説くフェルナンデス氏 ウォーカー氏は非政府、政府の協働の重要性を強調