- 16:30 - 17:45
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CNに向けた多様な選択肢 - CNエネルギーの重要性 -
- 主催者
- 一般社団法人 日本自動車工業会
- 内容
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概要
カーボンニュートラル(CN)の実現に向けては、各国の地理的・経済的事情に合わせて今すぐできることから行動を起こす必要がある。
本年4月、G7 気候・エネルギー ・環境大臣会合のコミュニケには、道路交通輸門における脱炭素化の一つのオプションとして、持続可能なCN燃料(バイオ燃料や合成燃料等)が果たす役割の重要性が明記された。
日本は、CN燃料の高いポテンシャルを有するブラジルとも共同イニシアティブに合意し、これらCN燃料の利用拡大の可能性について協議を継続する。
本セミナーでは、日欧ブラジルの関係者と2050年のCNに向けたこれら持続可能な燃料の役割の重要性と利用拡大の可能性について議論し、来年2025年にブラジルで開催されるCOP30に繋げる。プログラム
開会挨拶 1
- 米澤 有里彩|Ministry of Economy, Trade and Industry, Japan
開会挨拶 2
- Laís Garcia|Ministry of foreign affairs, Brazil
JAMA - CNに向けた多様な選択肢 - CNエネルギーの重要性 -
- 饗場 崇夫|一般社団法人日本自動車工業会 国際温暖化政策分科会長
FuelsEurope -運輸部門の脱炭素化における再生可能燃料の役割
- Liana Gouta|Director General, FuelsEurope
UNICA - ブラジルのサトウキビ・バイオエネルギー産業の概要と機会
- Ricardo Abreu|Consultant for Sustainable Mobility at Brazilian Sugarcane and Bioenergy Industry Association (UNICA)
IEA - クリーンエネルギー転換における持続可能な燃料の役割
- Ilkka Hannula|Senior Energy Analyst, International Energy Agency (IEA)
IEEJ - 道路交通セクターにおけるカーボンニュートラルに向けたマルチパスウェイ・アプローチの定量的分析
- 坂本 敏幸|一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 理事
パネルディスカッション
- 有馬 純|東京大学 公共政策大学院 特任教授
パネリスト
- Liana Gouta|同上
- Ricardo Abreu|同上
- Ilkka Hannula|同上
- 坂本 敏幸|同上
- 饗場 崇夫|同上
- セッション
サマリー -
経済産業省・米澤氏およびブラジル外務省・Garcia氏より、CN燃料とハイブリッドエンジン等の高性能モビリティを組み合わせてCNを推進する国際枠組みである"ISFM"および自動車のライフサイクル全体を通じた排出削減の重要性等について説明。
更には、東京大学・有馬教授をモデレーターとして、欧伯の燃料業界関係者および欧日のエネルギーシンクタンク専門家をパネラーとして招き、道路交通部門の脱炭素化について議論。
プレゼンテーションを通じ、道路交通部門の脱炭素化に向けてCN燃料が果たす役割や、日本が進めるマルチパス・アプローチの重要性について理解を深めると共に聴講者へ発信した。(左上から)Gouta氏、Hannula氏、Abreu氏、饗場氏、Garcia氏、有馬氏、米澤氏、坂本氏 セミナーの様子