- 11:45 - 13:00
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クリーン・シティ・パートナーシップ・プログラム セミナー
- 主催者
- 環境省
- 共催者
- 国際協力機構(JICA)・地球環境戦略研究機関(IGES)
- 内容
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概要
パリ協定で定める1.5 度目標の達成に向けては、世界の温室効果ガス排出量及びエネルギー消費量の約7割を占める都市の脱炭素移行が不可欠であり、国際的に都市の取組を支援する動きが強化されている。
日本国環境省では世界の都市が直面する今日的課題に多角的に対処するため、2023 年2月、JICA とともに、クリーン・シティ・パートナーシップ・プログラム(C2P2)を立ち上げた。本プログラムは、日本の自治体、民間企業、金融機関等の参画を得て、国際開発金融機関(MDBs)等とも連携しながら、パートナー都市における気候変動、環境汚染、循環経済、自然再興を含む都市課題に対して包括的かつ相乗的な支援を提供する。
本セミナーでは、環境省・JICAの取組を紹介し、日本の自治体およびパートナー自治体からC2P2の好事例を発信する。プログラム
開会挨拶
- 松澤 裕|環境省地球環境審議官
日本国政府の取組
- 柴田 和直|JICA 地球環境部次長 兼 環境管理・気候変動対策グループ長
C2P2の優良事例
横浜市・バンコク都連携- ポーンプロム ヴィキトレス|バンコク都 知事アドバイザー
- 中村 恭揚|横浜市国際局 グローバルネットワーク推進課 国際技術協力担当課長
C2P2の優良事例
愛媛県・ゴロンタロ州連携- ソフィアン イブラヒム|ゴロンタロ州 地方長官
- 関 香奈子|日本エヌ・ユー・エス株式会社 環境事業本部 国際事業ユニット
- 好岡 浩二|愛媛県 経済労働部産業政策課 主幹
閉会挨拶
- 清水 勇人|さいたま市長
- セッション
サマリー -
松澤環境省地球環境審議官の開会挨拶に続き、柴田JICA地球環境部次長がクリーンシティ・パートナーシップ・プログラム(C2P2)におけるJICAの貢献について発表した。C2P2の好事例として、横浜市とバンコク都が各々の脱炭素に向けた取組とエネルギー管理における協働について、愛媛県とゴロンタロ州は、水処理、産業政策、グリーンホスピタルにおける協力等について発表した。本セミナーでは、都市間の相互学習、複雑な都市課題への統合的な解決策、ステークホルダーの関与、特に民間セクターとの関与の重要性が強調された。最後に、C2P2のもとでクアラルンプール市と協力しているさいたま市の清水市長が閉会の言葉を述べた。
セミナー登壇者 C2P2ケース発表(バンコク - 横浜) C2P2ケース発表(愛媛 - ゴロンタロ) 閉会挨拶(清水さいたま市長)
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