分類 2-(1)-7

 

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協力事業名
日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)の構築
事業の概要
日中韓三カ国環境大臣会合で合意された共同環境協力プロジェクト(TEMMプロジェクト)のひとつである、環境共同体意識の向上を図るための具体的プロジェクト。2000年11月30日・12月1日に日本の田貫湖で、日中韓の環境教育の専門家・実務者による第1回日中韓環境教育ワークショップが開催され、環境教育にかかる各国の経験や日中韓環境教育ネットワークのあり方・今後の行動計画についてディスカッションが行われた。また、翌12月2日には、公開シンポジウムが開催され、3カ国の専門家・実務者など幅広い参加者を得て、三カ国の環境教育に関する情報・意見交換が行われた。
事業形成の経緯
2000年2月北京で開催された第2回日中韓環境大臣会合において、「環境共同体意識の向上」等5つの3カ国共同環境協力プロジェクトを形成・推進していくことが決定された。これを受けた具体的プロジェクトとして同年6月の実務者会合において3カ国で「環境教育ネットワーク」を構築することが合意された。
日本側担当組織

(主担当組織)

(社)日本環境教育フォーラム

(主要担当者名)

・京極徹(事務局長補佐)
・小川晃範(室長)

(関係する政府機関)

環境省地球環境局環境協力室

中国側担当組織

(主担当組織)

国家環境保護総局宣伝教育センター

(主要担当者名)

・Jiao Zhiyan(主任)
・Zhong Xiaodong(国際協力課長)

(関係する政府機関)

国家環境保護総局

日中以外の
国の関与
韓国

主な対象地域

(現地受け皿組織)

(地域)日中韓3カ国

(組織)環境省予算ほか

財源
 
財政規模
12,000千円
これまでの成果
環境教育ワークショップでは、環境教育は環境にやさしい持続可能な社会の実現に大きな役割を果たすとの認識が共有され、3カ国環境教育ネットワーク(TEEN)に対し様々な提案がなされた。また、公開シンポジウムでは、「感性でつなぐ人と自然」と題した加藤登紀子氏による基調講演、「私の自然教室」と題したケビン・ショート氏による事例発表のほか、「明日をつくる環境教育」と題したパネル・ディスカッションを通じた日中韓の環境教育に関する経験交流が参加者も交えて行われた。
今後の展望
3カ国の環境教育ネットワークの構築に向けてプロジェクトを強化・進展させていく。
開始時期
2000年11月
終了時期
 

備考
(参考資料等)

環境省資料
ホームページ(http://www.temm.org/
記入者
及び連絡先
(組織/部署)環境省地球環境局環境協力室 (氏名)
(住所)〒
(Tel) (E-mail)
(Fax) (URL) http://env.go.jp/earth/coop/