分類 2-(1)-3

 

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協力事業名
日中韓3カ国環境大臣会合(TEMM)
事業の概要
北東アジアの中核である日本・中国・韓国の3カ国の環境大臣が一同に会し、本地域および地球規模の環境問題に関する協力について率直な意見交換を行い、協力関係を強化することを目的とした会議。1999年1月にソウルで第1回会合が開催され、共通認識の醸成、今後の政策対話と協力関係の強化を目指したコミュニケが発表された。第2回は2000年2月に北京で開催され、環境共同体意識の向上、淡水(湖沼)汚濁の防止等の3カ国共同環境協力プロジェクト(TEMMプロジェクト)を形成・推進していくことを決定したほか、地球温暖化問題に関する意見交換を行った。さらに、2000年9月のエコアジア・ESCAP環境大臣会合の際行われた非公式会合では、TEMMプロジェクトの一環として、「TEMMウェブサイトの作成」、「環境共同研修の実施」、「環境教育ネットワークの構築」、「環境産業分野」、「中国西部の生態系修復」、「淡水(湖沼)汚濁防止」におけるプロジェクトの具体化に向けて合意した。
事業形成の経緯
従来より韓国が意欲をもっていた件であり、日本の真鍋大臣(当時)も1998年10月および11月に中国の、また11月に韓国の環境大臣とそれぞれ会談した際に積極的に調整を進め、その結果早期の開催が実現した。
日本側担当組織

(主担当組織)

環境省地球環境局環境協力室

(主要担当者名)

・小川 晃範(室長)

(関係する政府機関)

 

中国側担当組織

(主担当組織)

国家環境保護総局

(主要担当者名)

・Zhong Xiaodong(国際協力課長)

(関係する政府機関)

 

日中以外の
国の関与
韓国

主な対象地域

(現地受け皿組織)

(地域)日中韓3カ国

(組織)

財源
各国別(日本においては環境省より)
財政規模
これまでの成果
2000年9月の非公式会合では、2000年11・12月に日本で日中韓環境教育ワークショップと公開シンポジウムを行うこと、2001年秋を目処に日本で第1回の環境共同研修を実施すること、2001年6月に韓国で第1回三カ国環境産業円卓会議を開催すること等について合意がなされ、現在実施に向けて作業が進められている。
今後の展望
3カ国の環境政策対話およびTEMMプロジェクトを強化・進展させていく。
開始時期
1999年1月
終了時期
 

備考
(参考資料等)

環境省資料( http://www.temm.org/)

記入者
及び連絡先
(組織/部署)環境省地球環境局環境協力室 (氏名)
(住所)〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
(Tel) 03-3581-3351(代) (E-mail)
(Fax) 03-3581-3423 (URL) http://www.env.go.jp/earth/coop/