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出版物等

CAIニュースレター & パンフレット

低炭素・低公害型社会の促進

事業名 中国における水質汚染対策協力(240KB)
実施場所 中国
事業背景 中国農村部において近年の急激な経済成長に伴う水質汚濁問題が顕在化していることから、「日中環境保護協力の強化に関する共同声明(2007年4月)」に水質汚濁防止に関する協力が盛り込まれたことを受け、2008年5月、両国環境大臣間で「農村地域等における分散型排水処理モデル事業協力実施に関する覚書」、また中国の12次5カ年計画の水汚染物質総量削減の対象物質としてアンモニア性窒素が位置づけられたことを受け、2011年4月には、両国環境大臣間で「農村地域等におけるアンモニア性窒素等総量削減協力実施に関する覚書」を締結し、中国国内でモデル事業を実施しています。
事業目的 生活排水が水質汚濁の大きな原因となっている中国の農村地域において、モデル事業の実施・効果の検証等を通じ、建設・維持管理費、維持管理性の観点から「持続可能」な生活排水処理施設の導入を促進し、中国の水環境保全施策の推進に貢献します。
参加国 日本、中国
事業成果 モデル事業実施6地域のうちモデル施設の建設が完了した地域でモニタリングを実施した結果、設定した水質や維持費の目標をおおむね達成しました。また実施地域の1つである地元江蘇省泰州市政府は、この協力成果を基礎に中国環境保護部の支持を得て、さらに10の施設を建設することを決定しました。
江蘇省泰州市引渡式典    泰州市趙家新村のモデル施設

雲南省大理市のモデル施設の外観    
活動予定
  • 2011年4月には、両国環境大臣間で「農村地域等におけるアンモニア性窒素等総量削 減協力実施に関する覚書」を締結し、2014年度までの4カ年の間に、3地域にてモデル事業を実施予定。
  • 2011年度は、12月に東京、2月に北京でセミナーを開催予定。
協力機関 財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
国立環境研究所
中国環境保護部
清華大学
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