循環型社会の促進
事業名 | アジア3R推進フォーラム (460KB) |
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実施場所 | アジア域内 |
事業背景 | 人口増加、都市化が進むアジアでは廃棄物量が急増し、質も多様化しています。日本政府は2008年10月、ハノイで開催された東アジア首脳会議(EAS)環境大臣会合において、アジア域内での3Rを推進するため、「アジア3R推進フォーラム」設立を提唱し、各国の支持を得ました。これを受け、2009年11月に東京でアジア3R推進フォーラム設立会合が開催されました。 |
事業目的 | アジア地域において、3Rに関するハイレベルな政策対話の促進、3Rプロジェクト実施に向けた各国及び国際機関、援助機関との対話や連携の促進、3R優良事例や手法、技術、政策手段の共有、政府、地方自治体、専門家など多くの利害関係者のネットワーク強化、3R国家戦略の普及等を目的としています。 |
参加国 | バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、中華人民共和国、インドネシア、日本、大韓民国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(アルファベット順) |
事業成果 | 参加者によって、3R国家戦略の策定を進めている国の状況、国際機関による途上国支援の取組、研究者・産業界・地方自治体・NGO等の取組について、活発な議論がなされました。また、参加者により「アジア3R推進フォーラムの設立についての東京3R宣言」が合意されました。 マレーシアのコン住宅地方自治大臣から、次回会合を来年マレーシアで開催したいとの表明がなされ、参加者の賛同を得ました。 アジア3R推進フォーラム設立会合の参加者 |
活動予定 | 今後はアジア3R推進フォーラムの下で、以下の活動の実施が予定されています。 ・定期的なハイレベル政策対話の開催 ・援助機関との緊密な連携による3Rに関するプロジェクトの促進 ・3Rに係る既存の情報・研究ネットワークとの協力強化 ・3R事業に係る公的部門と民間双方の資金調達、参加を含む、フィージビリティスタディの推進 ・アジアの適正な物質循環に関する先進的な政策連携科学研究を国際協力の下で促進 ・3Rに関する国際的な研修プログラムのような能力開発支援 |
協力機関 | アジア開発銀行(ADB)、アジア工科大学(AIT)、アジア太平洋環境開発フォーラム(APFED)、アジア生産性本部(APO)、バーゼル条約アジア太平洋地域センター(BCRC China)、ドイツ技術協力(GTZ)、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)、国際労働機関(ILO)、独立行政法人国際協力機構(JICA)、経済協力開発機構(OECD)、バーゼル条約事務局(SBC)、国連地域開発センター(UNCRD)、国連経済社会局(UNDESA)、国連環境計画(UNEP)、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)、国連工業開発機関(UNIDO) |
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