令和5年度キックオフミーティング、島耕作氏と環境省が初めて直接対話を実現!
今年度のコンセプト「風評加害を生まない」と公募課題を発表し、募集を開始!
6月19日(月)に浅草橋ヒューリックホール(台東区浅草橋)で「令和5年度キックオフミーティング」を開催しました。
今回は冒頭、小林環境副大臣より、今年度のコンセプト「風評加害を生まない」について発表し、発表に至るまでの経過について、ぐぐるプロジェクトナビゲーターで落語家の桂三四郎師匠が時を遡りながら案内をしています。その中で「三四郎流有識者会議」が行われ、島耕作氏、大阪大学の大竹文雄特任教授、環境省の直接対話が初めて実現しました。
島耕作氏からは経営者としての経験を基に、「迷った際には変化を選ぶとよい」というお話や、そのためには「外部の意見を取り入れることが必要である」こと、また「大事なのは、何よりも差別をなくしていくという強い姿勢を打ち出すこと」という力強いメッセージを伝えていただきました。
大竹文雄特任教授からは、周囲の人が信じているという思い込みにより、誤った社会規範が形成されることから誤解や差別が生まれることがある。このような考え方を変えるためには正しい情報を伝えることが効果的であるが、意図せず差別を助長してしまうような広報活動もあるため、注意が必要であるとのお話がありました。
環境省では、「風評加害を生まない」というコンセプトのもと、三四郎流有識者会議にて提出されました下記意見書の内容を踏まえ、今年度も放射線の健康影響に関する誤解による差別・偏見の払拭に向けて取り組んでまいります。
一.差別は絶対にあってはならないこと
一.風評被害から風評加害へ視点を変えて取り組むこと
一.啓発を行うターゲットを適正に選択すること
一.情報の発信源やメッセージの表現などで成果が変わること
一.自分以外の人が考えていることとして誤解をしてしまうことを解消する必要がある。そのために一人でも多くの人に関心を持ってもらい、正しい情報に接する機会を作ること
一.情報発信が風評加害と絶対にならないようにすること
一.迷ったら変化すること
一.差別は絶対にあってはならないこと
一.風評被害から風評加害へ視点を変えて取り組むこと
一.啓発を行うターゲットを適正に選択すること
一.情報の発信源やメッセージの表現などで成果が変わること
一.自分以外の人が考えていることとして誤解をしてしまうことを解消する必要がある。そのために一人でも多くの人に関心を持ってもらい、正しい情報に接する機会を作ること
一.情報発信が風評加害と絶対にならないようにすること
一.迷ったら変化すること
- 開催概要
- 日時
- 令和5年6月19日(月)13:30~14:30
- 会場
- 浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル)
- 次第
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・ラジエーションカレッジ作品公募課題の発表
・島耕作氏、大竹文雄氏、桂三四郎氏の特別セッション
・環境省への要望書の手渡し
- 登壇者
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大竹文雄氏(大阪大学感染症総合教育研究拠点 副拠点長・特任教授)
桂 三四郎氏(落語家)
島 耕作氏(株式会社 島耕作事務所/UEMATSU塗装工業 社外取締役)