環境省、新規プロジェクト“ぐぐるプロジェクト”を今夏からスタート!
環境省では、放射線の健康影響に関する情報を読み解く力と風評にまどわされない判断力を身につける場を創出するため、新規プロジェクト“ぐぐるプロジェクト”を立ち上げました。その立ち上げに際して、プロジェクトの概要を説明するキックオフミーティングを7月15日(木)14:00~15:30 神田明神ホール(千代田区外神田)で開催しました。
当日は2部構成で展開し、第1部では小泉環境大臣によるプロジェクトのプレゼンテーション、第2部では小泉大臣と大学生と報道関係の皆様がともに講師から講義を受講し、放射線への理解を深めていただく公開講座を実施しました。開催概要は下記のとおりです。
- 開催概要
- キックオフミーティング
- 日時
- 令和3年7月15日(木)14:00~15:30
- 会場
- 神田明神ホール(東京都外神田2-16-2 神田明神国際交流館2F)
- 次第
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- <第1部>
- ①開会挨拶
- ②小泉環境大臣概要プレゼンテーション
・新規プロジェクト名、ロゴマークの発表 - ③フォトセッション
- <第2部>
- ④公開講座(大臣と大学生とメディアが講師から講義を受講、質疑応答実施)
- ⑤環境大臣による記者会見
“ぐぐるプロジェクト”キックオフ!
プロジェクトの概要について小泉環境大臣は「風評やデマは良くないことだと分かっていても実際には根強く流布している。それは情報が古いままで固定化されているのが原因。実際には新しい調査や研究結果が発表されているが個々の認識がアップデートされていない。本プロジェクトはそこを改めるアクションの出発点としたい」として、新プロジェクトのプレゼンテーションを行いました。
その後、小泉大臣とゲストの福島県立医科大学 五月女康作准教授は学生たちとともに福島県立医科大学の坪倉正治教授から放射線の遺伝影響やリスクコミュニケーションについて講義を受講。正しい情報を得てそれを周囲に伝えていくことの大切さを学びました。
“ぐぐるプロジェクト”は今夏から本格的に活動をはじめ、①知る(論文を科学的に読み解く)、②学ぶ(ラジエーションカレッジ)、③決める(情報提供と意思決定)、④聴く(不安や疑問によりそう)、⑤調べる(ぐぐるプロジェクト公式ホームページ)の5つの事業について戦略的に活動を進めていく予定です。
今後の活動については環境省のホームページに専用サイト(ぐぐるプロジェクト公式ホームページ)を設置して情報の集約を図り、アップデートしていく予定です。
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