Q&A(平成30年度版、HTML形式)
第8章 食品中の放射性物質
QA8-41 海底に生息する魚介類は、放射性物質濃度が高いと聞きました。市場には流通しませんか。
A
- ①震災以降、12万検体を超える(平成30年4月時点)水産物中の放射性物質モニタリングを実施しており、特に海産物では直近では3年10ヶ月ぶりに基準値超過が1検体検出されたのみとなっており(平成31年1月)、水産物中の放射性物質濃度は低下しています。
- ②モニタリングにより、水産物から基準値を超える放射性物質が検出された場合には、同水域で漁獲された同種の水産物が流通することがないよう、速やかに出荷の自粛要請や出荷制限指示等が出される体制となっています。
- ③このため、基準値を上回る水産物が市場に流通することはありません。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 下巻 第8章 45ページ「食品中の放射性物質基準値の設定と出荷制限・摂取制限」
- 下巻 第8章 57ページ「検査対象自治体及び検査対象品目(栽培/飼養管理が困難な品目群及び原木きのこ類)」
- 下巻 第8章 58ページ「検査対象自治体及び検査対象品目(栽培/飼養管理が可能な品目群(原木きのこ類は除く))」
- 下巻 第8章 59ページ「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」
- 下巻 第8章 80ページ「水産物の検査結果(福島県海産種・淡水種)」
- 下巻 第8章 81ページ「水産物の検査結果(福島県外海産種・淡水種)」
- 下巻 第8章 82ページ「魚種別の放射性セシウム濃度の傾向(1/2)」
- 下巻 第8章 83ページ「魚種別の放射性セシウム濃度の傾向(2/2)」
①水産庁「水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)」、②水産庁「水産物の放射性物質調査の結果について」より作成
出典の公開日:①平成29年2月28日、②平成31年1月7日
本資料への収録日:平成29年3月31日
改訂日:平成31年3月31日