Q&A(平成30年度版、HTML形式)

第2章 放射線による被ばく

QA2-23 事故後5年目でも土壌等に沈着しているセシウムが検出されていますが、内部被ばくにどの程度寄与しますか。

A
  •  福島県では、平成23年の6月からホールボディ・カウンタによる住民の内部被ばく検査を行っています。平成24年の2月1日以降の検査では、1ミリシーベルト(mSv)以上の預託実効線量が測定された方は、321,610人中、1人という結果でした。よって土壌等に沈着しているセシウムの内部被ばくによる身体への影響は、ほとんどないと考えられます。
  • ※預託実効線量:平成24年1月までは3月12日の1回摂取と仮定、2月以降は平成23年3月12日から検査日前日まで毎日均等な量を継続して日常的に経口摂取したと仮定して、体内から受けると思われる内部被ばく線量について、成人で50年間、子どもで70歳までの線量を合計したもの。

放射線による健康影響等に関する統一的基礎資料 下巻 第10章 158ページ「ホールボディ・カウンタによる内部被ばく検査の実施結果」より作成

出典の公開日:平成29年12月31日

本資料への収録日:平成29年3月31日

改訂日:平成31年3月31日

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