Q&A(平成30年度版、HTML形式)
第2章 放射線による被ばく
QA2-14 放射線は、どこまで測定できますか。
A
- ①食品中の放射性セシウム測定下限値は、基準値の1/5以下に設定することとされています。
- ②ホールボディ・カウンタ(WBC)による内部被ばくの検出下限値※については、特に定められていませんが、成人(体重60kg程度)の場合、5~10分の測定で300ベクレル(Bq)程度まで測定可能です。
- ③測定値がバックグラウンド測定値のばらつきの3倍未満であった場合は、「不検出(N.D.)」と示されます。
- ※検出下限値:検出できる最小量(値)のこと
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 上巻 第2章 46ページ「検出限界値(検出下限値)」
- 上巻 第2章 47ページ「検出限界の考え方(3σ法)」
- 上巻 第2章 62ページ「内部被ばく量の体外計測のデータ」
- 下巻 第8章 47ページ「平成24年4月からの基準値」
①厚生労働省「食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関するQ&A」、②厚生労働省・食品衛生法(昭和22 年法律第233 号)規格基準「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」より作成
出典の公開日:①平成24年7月5日、②平成24年3月1日
本資料への収録日:平成29年3月31日
改訂日:平成31年3月31日