Q&A(平成29年度版、HTML形式)
第8章 食品中の放射性物質
QA8-15 加工した食品に、基準値はどのように適用されるのですか。調理に使う「木炭」や「薪」には、基準値があるのですか。
- ①加工食品には、原材料、製造時、加工後の各状態で、一般食品の基準値1キログラム当たり100ベクレル(Bq/kg)が適用されます。
- ②木炭や薪などについては、これまでの研究から、放射性セシウムの大部分は食品に移行せず、約9割が燃焼灰にとどまることが分かっています。
- ③そのため、燃焼灰は一般廃棄物の基準値1キログラム当たり8,000ベクレル(Bq/kg)以下となるように、灰になる割合から逆算して、木炭1キログラム当たり280ベクレル(Bq/kg)、薪1キログラム当たり40ベクレル(Bq/kg)という当面の指標値を定め管理しています。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 下巻 第8章 43ページ「平成24年4月からの基準値」
- 下巻 第8章 44ページ「食品区分について【参考】」
消費者庁「食品と放射能Q&A」(第10版)より作成
出典の公開日:平成28年3月15日
本資料への収録日:平成29年3月31日