第7回ジフェニルアルシン酸に係る健康影響等についての臨床検討会
議事要旨
- 日時 平成16年1月30日 14:00~16:00
- 場所 環境省第1会議室(中央合同庁舎第5号館・22階)
- 出席者
- (検討会委員)
- 櫻井治彦、石井一弘、柴田康行、土田昌宏、徳留信寛
- (参考人)
- 武田徹(筑波大学臨床医学系講師)
- (環境省)
- 上家特殊疾病対策室長、三宅環境リスク評価室長
- (オブザーバー)
- 茨城県:篠田保健予防課副参事、緒方潮来保健所長
- (説明員)
- 三菱化学安全科学研究所
- 開会
- 検討会での確認事項
第6回検討会の議事要旨(案)を確認した。 - 議事概要
- (1)申請手続き状況について
- 緊急措置事業における新規申請状況、分析状況及び手帳交付状況について、茨城県から説明があった。
分析の結果を基に、臨床検討会に諮るべき要検討事例について茨城県から説明があった。検討の結果、生体試料でジフェニルアルシン酸が検出されなかった9人の申請者をこの事業の対象者としないことを確認した。新たな対象者の確認はなかった。この結果、申請者304人のうち対象者は92人、対象外の者は180人、分析調査中の者は32人となった。
また、井戸水のジフェニルアルシン酸分析結果を基にした分布状況把握作業の進捗状況について茨城県から説明があった。 - (2)健康診査について
- 脳血流シンチの検査方法について、武田参考人から説明があった。
また、健康診査の実施医療機関連絡会議を2月4日に開催すること及びその内容について茨城県から説明があり、脳血流シンチ及びMRIの撮影条件について、実施医療機関連絡会議及び臨床研究班会議において検討することとした。 - (3)研究班等からの報告について
- 分析研究班・毒性研究班合同班会議の結果及びそれぞれの研究班における進捗状況について事務局から報告するとともに、ジフェニルアルシン酸毒性試験の進捗状況について三菱化学安全科学研究所から説明があった。
また、国内における毒ガス弾等への取り組みについて事務局から報告した。 - (4)その他
- 次回の検討会の開催を2月25日(水)と決定した。
資料 [PDF 280KB]