平成１７年度環境技術実証モデル事業検討会
ＶＯＣ処理技術ワーキンググループ会合（第４回） 議事要旨

　

１．日時：平成18年3月22日（水）16:00 ～ 18:00

２．場所：経団連会館906号室（明治）

３．議題：

（1） ジクロロメタン等VOC処理技術実証試験結果報告書の検討 　（2） 汎用的VOC処理技術分野における実証試験要領について 　（3） 今後の検討スケジュールについて（予定） 　（4） その他

４．出席検討員：坂本和彦（座長）、岩崎好陽、小渕存、加藤征太郎、志賀孝作、土井潤一

欠席検討員：中杉修身

５．配付資料
資料１	平成17年度ＶＯＣ処理技術ワーキンググループ会合（第３回）議事概要 [PDF 32KB]
資料２－１	ジクロロメタン等ＶＯＣ処理技術実証試験結果報告書（日本デオドール（株）） [PDF 332KB]
資料２－２	ジクロロメタン等ＶＯＣ処理技術実証試験結果報告書（東洋紡績（株）） [PDF 406KB]
資料３	汎用的ＶＯＣ処理技術分野 実証試験要領作成の方向性 [PDF 64KB]
資料４	中小事業所向けＶＯＣ処理技術実証試験要領（第１次案） [PDF 163KB]
資料５	今後の検討スケジュールについて（予定） [PDF 14KB]
参考資料	平成１８年度の新規追加技術分野について（案） [PDF 60KB] 　（平成17年度第３回環境技術実証モデル事業検討会資料　資料２）

６．議事
会議は公開で行われた。

(1） ジクロロメタン等VOC処理技術実証試験結果報告書の検討

• 実証機関である東京都より、資料2-1に基づき、日本デオドール株式会社のVOC回収・脱臭装置の実証試験結果について説明。「参考情報」でのランニングコストや排出濃度などに関する記述について、実際に即した情報を記載すべきとの指摘等があった。
• 東京都より、資料2-2に基づき、東洋紡績株式会社のジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術の実証試験結果について説明。ランニングコスト、図表注釈、単位等の記載方法について修正すべきとの指摘等があった。
• 検討員からの指摘を踏まえ、修正案を各検討員に送付して確認を行うこととされた。

（2） 汎用的VOC処理技術分野における実証試験要領について

• 事務局より、資料3、資料4、参考資料に基づき、中小事業所向けVOC処理技術実証試験要領（第1次案）について説明。
• 実証試験中の実証機関と環境技術開発者の責任及び役割、実証試験方法等をより具体的に記載すべきとの指摘があった。
• 実証試験実施場所の所有者から試験実施の合意を得るための、所有者向けの説明資料も必要との意見があった。
• 実施場所として、メーカーでの開発現場も認めるべきではないかとの意見があった。
• 今後、検討員の意見を踏まえつつ、実証試験要領の修正を進めていくことを事務局より説明し、了承された。

（3） 今後の検討スケジュールについて（予定）

• 事務局より、資料5に基づき説明。
• 今回は今年度最後のワーキンググループ会合であり、来年度は新たに平成18年度のワーキンググループを設置する予定である旨を説明。平成18年度の第1回会合は5、6月頃の開催を予定しており、中小事業所向けVOC処理技術実証試験要領の修正案について議論する予定である旨、事務局より説明を行った。

（4） その他

• 実証試験結果報告書については、実証機関である東京都が必要な修正を行った上で、各検討員に諮った後に公開する旨、事務局より説明を行い、了承された。

　（文責：環境省水・大気環境局環境管理技術室　速報のため事後修正の可能性あり）