1.日時 平成27年3月16日(月)10:00~12:30
2.場所 一般財団法人日本気象協会 第一・第二会議室
3.出席者(五十音順 敬称略)
- (委員)
- 秋元 肇 板野 泰之 井上 和也 指宿 堯嗣 岩崎 好陽
浦野 紘平 大原 利眞 金谷 有剛 坂本 和彦 紫竹 益吉
下原 孝章 竹内 庸夫 橋本 光正 八田 拓士 星 純也
若松 伸司
(欠席者)
向井 人史 - (事務局)
- 環境省水・大気環境局大気環境課 是澤課長、伊藤総括補佐、小林課長補佐
一般財団法人 日本気象協会
4.議題
(1)光化学オキシダント解析作業部会における検討状況
(2)シミュレーションを用いた解析結果について
(3)次年度の作業計画(案)について
(4)その他
5.配付資料
- 資料1
- 光化学オキシダント解析作業部会における検討状況
- 資料2
- シミュレーションを用いた解析結果
- 資料3
- 次年度の作業計画(案)について
- 参考資料1
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会開催要綱
- 参考資料2
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会(第2回)議事録
- 参考資料3
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会(第2回)議事録要旨
- 参考資料4
- 検討会および作業部会における指摘事項と対応結果
- 参考資料5
- 気象モデル(WRF)の精度検証
- 参考資料6
- 大気質モデル(CMAQ)の精度検証
- 参考資料7
- 環境省VOCモニタリング調査結果
- 参考資料8
- 10km格子と60km格子のO3濃度再現性の比較
- 参考資料9
- 東アジア領域におけるバリデーション(海外地点の追加)
- 参考資料10
- 不確実性の検討
- 参考資料11
- 越境汚染の寄与の変化
- 参考資料12
- 格子間隔の差による濃度再現性の評価
- 参考資料13
- 異常年検定について(窒素酸化物総量規制マニュアルより)
- 参考資料14
- シミュレーションの条件設定
6.議事内容
議題(1) 光化学オキシダント解析作業部会における検討状況について(資料1)
- 事務局より「光化学オキシダント解析作業部会における検討状況について」の説明を行った。
議題(2) シミュレーションを用いた解析について(資料2)
- 事務局より「シミュレーションを用いた解析について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 日射の中でも特に紫外部は光化学オキシダント生成のトリガーになる。日射量が過大であることがO3濃度の過大評価の原因である可能性もあるので精査する。
- 2008年以降、WRFの再現性についてトレンドが変化している。計算に用いる初期入力データを増やしたことがトレンドが変化した原因と考えられるため、入力データを解析対象期間の10年で統一する。
- 再現性が極端に低い事例についてはその原因について検討し、今後の解析にフィードバックさせる。
- NMHCの再現性が低いことに関して、境界データについて検討することが望ましい。
- 本調査では、越境汚染と都市大気汚染が重合している現象を解析対象としている。60km格子による解析では都市大気汚染を再現できないと考えられるため10km格子を基本に解析を行う。また、10km格子と60km格子の再現性の差を確認することを目的として、60km格子による解析も併せて実施する。
- 再現性の評価は、空間代表性をもった統計値を対象に実施すべきである。
- 来年度は、シミュレーションによる解析方法や結果についての課題を、効率的に解決していくことが重要である。
議題(3) 次年度の作業計画(案)について(資料3)
- 事務局より「今後の予定について」の説明を行った。
議題(4) その他について
- 特になし
以上