1.日時 平成26年12月24日(水)13:30~15:16
2.場所 一般財団法人日本気象協会 第一・第二会議室
3.出席者(五十音順 敬称略)
- (委員)
- 秋元 肇 板野 泰之 井上 和也 指宿 堯嗣 大原 利眞
金谷 有剛 坂本 和彦 紫竹 益吉 下原 孝章
竹内 庸夫 橋本 光正 八田 拓士 星 純也 若松 伸司
(欠席者)
岩崎 好陽 浦野 紘平 向井 人史 - (事務局)
- 環境省水・大気環境局大気環境課 是澤課長、伊藤総括補佐、小林課長補佐
一般財団法人 日本気象協会
4.議題
(1)シミュレーション解析の結果について
(2)今後の予定について
(3)その他
5.配付資料
- 資料1
- 光化学オキシダント解析作業部会における検討状況
- 資料2
- シミュレーションを用いた解析
- 資料3
- シミュレーションを用いた解析結果
- 資料4
- 今後の予定について
- 参考資料1
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会開催要綱
- 参考資料2
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会(第1回)議事録
- 参考資料3
- 平成26年度光化学オキシダント調査検討会(第1回)議事録要旨
- 参考資料4
- シミュレーションの条件設定
- 参考資料5
- 排出インベントリデータの整理
- 参考資料6
- シミュレーションを用いた解析結果について
(遠隔地モニタリングデータを用いたバリデーション) - 参考資料7
- シミュレーションを用いた解析結果について
(気象モデルの精度検証(関東地域対象)) - 参考資料8
- シミュレーションを用いた解析結果について
(大気質モデルの精度検証(関東地域対象))
6.議事内容
議題(1)光化学オキシダント解析作業部会における検討状況について(資料1)
- 事務局より「光化学オキシダント解析作業部会における検討状況について」の説明を行った。
議題(2)シミュレーションを用いた解析について
- 事務局より「シミュレーションを用いた解析について」の説明を行った。
議題(3)シミュレーションを用いた解析結果について
- 事務局より「シミュレーションによる対策の検討について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 入力値として使用する気象データについて、多少精度を犠牲にしても、統一したデータを用いるほうが、解析結果を解釈するうえでも望ましい。
- O3だけではなくNOxやNMHCのトレンドの再現性を確認することも重要なポイントである。トレンドの比較は3年平均値で行うことが望ましい。
- 本解析においては、個々の地点のトレンドの解析はそれほど重要なものではない。昨年度の報告書にあるような、関東域や九州域といった広域を対象として、O3などのトレンドが再現できるかどうかが重要である。
- 小笠原などリモート地点でのNOxの測定値との比較は必要ない。
- 全球モデル(MOZART)の計算結果を対象に、隠岐、辺戸、小笠原といった地点で夏季のO3濃度が低くなる現象(サマーミニマム)が出るか確認が必要。
- 全球モデル(MOZART)のデータは2006年以前と2007年以降で使用しているプログラムが異なっている。データの連続性を確認したほうが良い。
- NMHCの計算結果が測定値と比較して過小評価になっている点は問題である。VOCのうち主要な個々の成分については再現性の確認が必要。一地点でなく、関東地方の複数の地点で成分について測定値との比較をすることが望ましい。
議題(4)今後の予定について
- 事務局より「今後の予定について」の説明を行い、議論が行われた。主な意見は以下のとおり。
- 資料を説明する際、必要に応じて参考資料を引用するとより理解が深まる。
議題(5)その他
- 事務局より第3回作業部会および第3回検討会の日程について説明した。
以上