1.日時
平成19年9月26日(水)13:30~16:00
2.場所
航空会館B101会議室
3.議題
(1)光化学オキシダント及び対流圏オゾンに係る最近の調査研究について
1)地球フロンティアにおけるオゾン化学天気予報システムの開発について
2)国立環境研究所における大気汚染予報システムの開発について
(2)光化学オキシダント及び対流圏オゾンに係る最近の取組等について
(3)光化学オキシダント及び対流圏オゾンに係る知見の整理について
(4)今後必要とされる調査研究等の方向性について
(5)その他
4.出席者
- (委員)
- 秋元座長、石井委員、岩本委員、植田委員、坂本委員、森委員、若松委員
- (オブザーバー)
- 気象庁 地球環境・海洋部 堤調整官
- (欠席)
- 鵜野委員、大原委員、中根委員
- (環境省)
- 水・大気環境局長、大気環境課長、地球環境局環境保全対策課長 他
5.議事内容
(1)について
- 秋元座長より地球フロンティアにおけるオゾン化学天気予報システムの開発について及び国立環境研究所における大気汚染予報システムの開発についての説明をいただいた。
(2)について
- 環境省より資料2-1に基づき、最近の東アジアにおけるオゾンに関する取組について、説明を行った。
- 環境省より資料2-2に基づき、平成19年光化学オキシダント注意報等の月別発令延日数(速報値)について、説明を行った。
(3)について
- 事務局より資料3に基づき、光化学オキシダント及び対流圏オゾンに係る知見の整理について説明を行い、委員から以下のような意見をいただいた。
1)各章に概論をつける必要がある。
2)現時点で分かっていることと分かっていないことを明確にする必要がある。
3)特定の条件の時のみ成立するものと一般的なものが混在しているので、出典を明確にしておく必要がある。
4)今回は現状の実態把握に関して整理し、現状に至った理由やメカニズム等については今後の研究課題とすべき。
5)VOC対策の観点から、輸送メカニズムだけではなく反応メカニズムも含めた、モデルによる評価を今後の研究課題とする必要がある。
(4)について
- 事務局より資料4に基づき、今後必要とされる調査研究等の方向性について、説明を行い、委員から以下のような意見をいただいた。
1)今後必要とされる調査研究については、急いでデータを充実させるべきところと、時間をかけて過去の事例を解析していけばいいところの整理をする必要がある。
2)高濃度エピソードの更なる解析を進める必要がある。
3)オゾンと2次生成粒子の問題を一体として今後進めていく必要がある。
6.配付資料
- 資料1-1地球フロンティアにおけるオゾン化学天気予報システムの開発について
- 資料1-2国立環境研究所における大気汚染予報システムの開発について
- 資料2-1最近の東アジアにおけるオゾンに関する取組について
- 資料2-2平成19年光化学オキシダント注意報等の月別発令延日数(速報値)
- 資料3光化学オキシダント・対流圏オゾンに係る主な知見の整理
- 資料4今後必要とされる調査研究等の方向性について
- 資料5今後のスケジュールについて
- 参考資料1光化学オキシダント・対流圏オゾン検討会委員名簿