環境省廃棄物・リサイクル対策循環型社会・3R関連

最終更新:平成18年8月

小池元環境大臣デザイン「もったいないふろしき」


小池元環境大臣が「もったいないふろしき」を作成しました。

■いろいろなシーンで使われている「もったいないふろしき」(以下、肩書きは当時のものです)

  • 夏休み「子ども霞が関見学デー」 in 環境省 が行われました

 平成18年8月23日、24日に、夏休み「子ども霞が関見学デー」 in 環境省 が行われ、小池環境大臣は、「大臣といっしょに考えよう」プログラムで、子どもたちにサッカー日本代表 ジーコ前監督のサイン入りサッカーボールをふろしきで包んでみせるなど、ふろしきやマイバッグの利用を呼びかけました。

 また、環境省職員が講師となって行った「『ふろしき』でいろいろなものを包んでみよう」プログラムにもたくさんのご参加をいただきました。

  • 小池環境大臣は、立川市総合リサイクルセンターで行われているプラスチックの選別作業を行うとともに、当日施設の見学に来ていた小学生に「もったいないのワンポイントレッスン」を行いました。ここで、レジ袋などの代わりになる「もったいないふろしき」を紹介しました。
  • サッカーW杯日本代表に「もったいないふろしき」を渡しました
    小池環境大臣は、アーティストの日比野克彦氏とともに、ジーコ監督のほか、FIFAワールドカップ日本代表に「もったいないふろしき」を渡しました。

写真提供”フォート・キシモト”
  • 環境省は、平成18年1月22日(日)に行われた「第20回オリンピック冬季競技大会(2006/トリノ)日本代表選手団壮行会」において、物を大切にする日本の文化の象徴として、小池環境大臣がプロデュースした「もったいないふろしき」を代表選手に渡しました。(壮行会のレポート(リンク:チーム・マイナス6%サイト)

”ゴリエもったいない風呂敷”をお披露目するゴリエさんと小池環境大臣
  • 平成18年3月6日(月)に開催された「3Rイニシアティブ高級事務レベル会合」レセプションにおいて、小池環境大臣と「チーム・マイナス6%」応援団長のゴリエさんが、それぞれがプロデュースした「もったいないふろしき」と「ゴリエもったいない風呂敷」を各国代表者約80名の前で披露し、レジ袋や紙袋の代わりに日本の伝統文化である”ふろしき”を活用することでごみを削減するなどの、身近な工夫による環境問題への取組を呼びかけました。 (チーム・マイナス6%サイト(リンク)
  • 環境省でも、風呂敷の活用を呼びかけている職員自ら、率先して風呂敷を利用できるようにするため、風呂敷包み方講座を開催しました。

■平成17年12月22日に配信された小泉内閣メールマガジンの「大臣のほんねトーク」の、小池環境大臣直筆の記事に、関係資料を添えてご紹介します。

"もったいないふろしき"(環境大臣 小池百合子)

 私はこのたび"もったいないふろしき"なるものを作りました

 ふろしきはその名のとおり、室町時代に風呂で敷いた布に由来するそうです。古くは奈良時代から布で包む文化がありました。

ふろしきは、包装紙やレジ袋と違って何度でも再利用できますし、破れにくく、収納に場所をとらない、贈る人や季節によって好きな色柄が選べるなど、スグレものです。また、りんごでも、酒ビンでも、大きさや形を問わずに包めます。これは物を大切にする日本の文化ですね。
ふろしきの歴史や包み方(ふろしき研究会)(リンク)

 今、容器包装リサイクル法の改正に向けた議論が進む中で、レジ袋の扱いが課題になっています。レジ袋は1年間におよそ60万トンがごみになっています。また、容器包装全体の量では、容積で家庭ごみの6割を超えています。
容器包装リサイクル法の改正に向けた中央環境審議会での議論

 そこで、日本の伝統文化であったふろしきが、循環型社会を考えるきっかけになるのではないかと考え、レジ袋や紙袋に代わるものとして、「もったいないふろしき」と名付けたふろしきを作ってみました。ペットボトルを再利用した布地に、江戸時代の画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の花鳥図をあしらったものです。循環型社会を築いていた江戸時代のふろしき文化を、日本だけでなく、ぜひ世界にも広げていきたいと思います。

写真 もったいないふろしき
(図をクリックすると拡大写真と原図の説明が出ます。)

赤:牡丹小禽図

緑:池辺群虫図

 新年の1月5日に三越日本橋本店で、「もったいないふろしきトークショー」が開催され、私も「もったいないふろしき」を手に参加させていただく予定です。お時間があればぜひお越しください。ぜひ皆さんもご自分の「もったいないふろしき」をあらためて活用してみて下さい。
小池環境大臣が三越日本橋本店の新春イベント「大臣の大FUROSHIKI」に出演しました。(リンク:チーム・マイナス6%サイト)

各地のいろいろな展示会で活用されています。

平成18年4月3日~28日にかけて、クリエイションギャラリーG8(東京都銀座)が「FUROSHIKI展」を開催されました。小泉総理大臣が視察しました。


問い合わせ先:
  • トリノ冬季オリンピックにおける、もったいないふろしきの広報に関すること:地球環境局国民生活対策室 内線6793
  • 廃棄物全般に関すること:廃棄物・リサイクル対策部企画課 内線6817
  • 容器リサイクル法に関すること:廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室 内線6854

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