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UNEP第24回管理理事会における水銀対策に関する決議の概要
- 地球規模での水銀汚染防止のための現状の取組は不十分であり、さらなる国際的な手段が必要であることを認識。
- 水銀対策の優先分野として、以下を列挙し、各国における取組の強化を約束。
- 人為的な大気への水銀排出の削減
- 水銀を含む廃棄物の処理対策
- 製品及び生産プロセスにおいて、水銀を用いない代替法がある場合には代替を進めることなどによる水銀需要の削減
- 水銀の一次生産の削減の検討を含む水銀供給の削減
- 環境影響の少ない水銀の長期保管
- 汚染された場所の修復
- 知識の増進
- 水銀の大気への排出及び局地的な水銀汚染に関する報告書作成作業を開始。
- 2005年より開始された水銀パートナーシッププログラムの推進のため、目標、計画、ガイドライン等の枠組みを検討。金採掘やアルカリ工業等のパートナーシップ分野に加え、塩化ビニル製造、非鉄金属・セメント製造及び廃棄物焼却に関するパートナーシップを開始。
- 水銀対策のための条約の策定、ボランタリーな取組の推進の双方のオプションについて検討するための専門家グループを設立。会合を2回開催し、次回管理理事会会合(平成21年2月)に、各分野における法的手段・ボランタリーな手段の効果等をとりまとめた報告書を提出。
- 鉛及びカドミウムに関し、知識のギャップを埋め、既存のリスク管理の取組をとりまとめる作業を継続。
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