第5節 大気環境の監視・観測体制の整備

国設大気環境測定所、国設自動車排出ガス測定所及び国設酸性雨測定所を引き続き運営していきます。また、「大気汚染物質広域監視システム(愛称:そらまめ君)」により全国の大気汚染常時監視データをリアルタイムで収集し、監視体制の充実を図ります。
また、長期的に環境濃度の推移を把握する必要のある有害大気汚染物質について、新たな測定技術を活用した大気環境モニタリングを体系的かつ計画的に進めます。
さらに、揮発性有機化合物(VOC)に関して、現在の状況と今後の排出抑制効果を把握するため、全国において環境濃度の継続的なモニタリングを行います。
自動車騒音の常時監視を適切かつ円滑に行い、全国の自動車交通騒音状況を把握し、広く情報提供します。
環境放射線等モニタリング調査については、離島等(全国12か所)において引き続き大気中の放射性物質等の連続自動モニタリングを行うとともに、大気浮遊じん、陸水、土壌などの各種分析を実施します。


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