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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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公益財団法人
鎌倉風致保存会

対象分野 助成・トラストを行う団体
事業者コード K160 

プロフィール

活動ホームページ 鎌倉風致保存会のホームページ(外部サイト) 
所在地(都道府県) 神奈川県 
問合せ先名称 事務局 
電話番号 0467-23-6621 
設立の目的・課題認識 鎌倉市内の自然の風光及び豊かな文化財を後世に伝えることを目的に設立されました。近年、再び市内の緑地が開発されつつあり、現在の緑地が孤島とならないよう保存をすすめなければならない状況です。 
活動実績 市内の保有緑地は①御谷山林(約1.5ha)昭和41年取得、②笹目緑地(約1.2ha)平成2年取得、③十二所果樹園(約5ha)平成18年取得の3か所で合計約7.7haです。 
特記事項  

家電エコポイント寄附の活用

事業・プロジェクト名 緑地保存事業、普及啓発活動事業 
家電エコポイント寄附の使い途 現在所有している3か所の緑地の維持・管理作業の費用とその普及啓発活動及び、新たな緑地購入のための資金とします。そして、生物多様性を保持する健全な緑地の維持と都市部におけるできるかぎりの緑化をすすめます。 
寄附額に応じた活動例 1円~300,000円の場合 草刈、伐採作業の道具や植樹木の購入、緑化の普及啓発のための子供向けイベント開催等の費用とします。 
300,000円~1,000,000円の場合 草刈、伐採作業の道具や植樹木の購入、ボランティア作業ではできない伐採工事等の費用にします。 
1,000,000円以上の場合 草刈、伐採作業の道具、植樹木の購入費用及び、緑地購入のための資金として積み立てます。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\58,272   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
①(概要)所有緑地「十二所果樹園」は、以前ウメ・クリ等を栽培する農地でした。当会ではそのウメ、クリ等をいかした里山とその周辺に広葉樹の明るい林をつくることをめざしており、毎年1回植樹会を開催しています。
(使途)この植樹会の樹木代金として35,175円使用しました。
(効果)クリ、ウメ、コナラ、ブナ等合計70本を超える樹木を植樹し、参加者は33人で、その様子は鎌倉ケーブルTVで放映され、普及啓発にも役立ちました。
②(概要)同じく毎年開催している緑化の子ども向け普及啓発イベント「里山ふれあい祭り」では、本年、小鳥の巣箱製作や竹馬遊びなどを行いました。
(使途)その道具や材料(トンカチ、ペンチ、針金、くぎ、蝶番等)の費用と貸トイレ1基の費用に合計23,097円を使いました。
(効果)このイベントの参加者は320人で、市内外の方に大いに普及啓発効果がありました。           
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\856,678   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・(概要)所有緑地「御谷山林」(1.5ha)において、平成22年12月3日、集中豪雨と竜巻による崖崩れが発生。住宅の駐車場及びその前面の道に大量の土砂や折れた樹木などが流れ込んで通行ができなくなるなどの被害をもたらしました。また、ここは古都保存法のエリアでもあり、景観の面からも速やかな原状回復のための工事が必要とされました。
・(使途)従って、この度のご寄付856,678円と当会の資金を合わせ、930,300円にて緊急災害復旧工事を行いました。
・(効果)具体的な工事の内容は、道路上の流出土砂の撤去、崖崩れで崩落した擁壁の補強・積み直し、倒れた樹木の伐採整理、景観復旧のための植樹等でした。平成23年2月22日に工事は完了し、景観もふくめて原状復帰しました。今後こうしたことのないよう、崖崩れの原因となる大きくなりすぎた樹木の枝払いや伐採整理を、定期的・計画的におこなっていく予定です。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\591,018   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)当会は鎌倉市内に3か所の緑地(合計面積約7.7ha)を所有しています。鎌倉の緑地は住宅地と隣接しており、草刈や枝払い、伐採など定期的な手入れが欠かせません。この手入れ作業は年間40回に及び、ボランティアを募って実施しています。また、急斜面の巨樹伐採などは専門の業者に依頼し、年1回の割合で行っています。
(使途)ボランティアの方にやってもらう草刈、枝払い、簡単な伐採の道具として、小型チェーンソー1台と刈払機2台(110,775円)、それらの替刃や部品など(24,093円)を購入。また、残金の456,150円と当会の資金をあわせ997,500円で「御谷山林」の急斜面巨樹の伐採工事を行いました。
(効果)手入れ作業や伐採工事の結果、台風や大風の被害は最小限に抑えられました。また、市内外のボランティア参加者は年間延500名を超え、鎌倉の緑地保全の普及啓発にも大いに役立ちました。