対象分野 | 環境教育・人材育成 | |
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事業者コード | K127 |
プロフィール
活動ホームページ | 野生生物保全論研究会のホームページ(外部サイト) | |
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活動形態 | 知識の提供・普及啓発、調査研究 | |
所在地(都道府県) | 東京都 | |
問合せ先名称 | ||
電話番号 | 03-5425-6323 | |
設立の目的・課題認識 | 環境保全の基盤である野生生物世界の保全という視点は、環境保全の政策や活動に十分浸透していません。野生の世界を残すには、生活様式や社会基盤の改善をともなうものであり、世論の支援が重要な意味を持ちます。 | |
活動実績 | 会報やインターネットを通じた国際的な野生生物保全に関する情報の提供、ワシントン条約・生物多様性条約に関連した問題提起や提言、定期的なセミナー・シンポジウムなど教育普及活動などにより、野生生物と共存する社会の実現をめざす活動をしています。 | |
特記事項 |
家電エコポイント環境寄附の活用
事業・プロジェクト名 | 野生生物の保全教育に関する活動 | |
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家電エコポイント寄附の使い途 | 私たちの環境の基盤となる野生生物の世界を守るということは、生物多様性を保全することに直接寄与しているということを、一人でも多くの人に伝えるために、WEB内容の充実化や講習会などを通じて、国民の意識向上に専念します。それにより、野生生物の保全が環境保全であるということが誰でも認識できるようにします。 | |
寄附額に応じた活動例 | 10,000円~100,000円の場合 | ワイルドライフ・カレッジ(野生生物保全セミナー)を開催します。 | 100,000円~500,000円の場合 | WEB掲載コンテンツを作成します。 | 500,000円以上の場合 | 野生生物保全の関する書籍を出版します。 |
事業報告
2009年度
環境寄附 対象期間 |
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\52,017 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
(概要)野生生物の保全は、人間の暮らしの基盤を守ることにつながります。普及啓発活動として5月23日に「生物多様性カフェ」と題したセミナーを開催しました。 (使途)外国産野生動物ペットが引き起こす問題について、違法取引の最新の状況や人畜共通感染症の症例、外来生物問題などの報告を行いました。その後、ワークショップ形式で生物多様性を守るためにすべきことは何かを話し合いました。 寄附金はこれらの運営のための人件費に使わせていただきました。 (効果)生物多様性カフェには32名の参加がありました。そのなかには生物系の大学の学生や関係機関など専門性の高い方が参加がありました。ここで出た意見は、2010年10月から名古屋で開催された生物多様性条約COP10での普及啓発の参考にしました。 |
2010年度
環境寄附 対象期間 |
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\763,871 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
(概要)2010年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10 で2020年までの目標「愛知ターゲット」が採択されました。その達成のため、どのようにライフスタイルや政策を変えるべきなのか、「消費と絶滅」をテーマにくらしの中から気がつく生物多様性について、出版します。 (使途)印刷費や原稿料は助成がありますが、事務局による編集作業は事業の要の仕事にもかかわらず助成の対象となることはまれです。出版に関する企画から関係者の調整、完成、普及に至るまでの人件費に当てさせていただきました。 (効果)現在、原稿はそろいつつあるのですが、出版業界の冷え込みの中、多くの人に知っていただくためには、自費出版や電子書籍などどの出版の方法がよいのか、また多くの人に手にとってもらえる内容への変更などを検討しています。今年中に出版する予定で進めています。 |
2011年度
環境寄附 対象期間 |
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\525,598 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
(概要)野生生物保全に関する書籍のを自費出版します(2月28日完成)。 『野生生物の保全を考える』A4版 全44ページ 動物園など野生生物を観察できる施設などを利用した野生生物保全教育のボランティアリーダー養成の参考書を目的としています。動物の生態をきっかけに関心を持ってもらう工夫、また世界の野生生物の状況やその原因となっている経済活動や個人の消費の問題を考えさせる内容になっています。 (使途)書籍の印刷代、執筆・編集人件費、イラスト代に全額充てさせていただきました。 (効果)内容が専門的であるため出版社からの出版はできませんでしたが、2013年度から始める生物・環境系の学生を対象としたボランティア養成講座などで活用する予定です。 |