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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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社団法人
大阪自然環境保全協会

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K055 

プロフィール

活動ホームページ 大阪自然環境保全協会のホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践、知識の提供・普及啓発、調査研究 
所在地(都道府県) 大阪府 
問合せ先名称 事務局 
電話番号 06-6242-8720 
設立の目的・課題認識 自然環境の保護・保全に関する地域計画、環境計画に必要な調査、研究、立案、実施、運営も行い、また自然保護教育等を通して自然及び自然保護への理解を進め、自然と人間とのあるべき姿を実現することです。 
活動実績 大阪湾の干潟環境保全、淀川河川敷の自然保護提案、ニホンザルやシカの保護、自然緑地の保護等のほか、動植物調査リーダー等の人材育成、「里山」概念・里山保全管理手法の普及と実践、里山管理グループの立ち上げ・運営、行政との協働・業務受託、学校園等へのビオトープ(野生生物の生息空間)の普及などがあります。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 生物多様性の保護・保全の推進 
家電エコポイント寄附の使い途 ●里山・残存緑地・水系など身近で大切な自然を対象に●市民・企業団体等と協働し●荒れた森林の間伐等の里山保全実践/子ども等幅広い層への自然観察体験・研修などの普及啓発/生きものと生息環境を把握し保護・保全の手立てを探る調査・計画作成を行い●規模の大小を問わず生物多様性の保護・保全を進めます。 
寄附額に応じた活動例 30,000円~100,000円の場合 里山保全実践・自然体験など普及の資器材、文具類の費用、印刷費、通信費、講師スタッフ謝金、交通費等 
100,000円~300,000円の場合 左記と同様ですが、参加人数や日程、対象面積などの規模がより大きい里山保全実践・自然体験など普及啓発 
300,000円以上の場合 調査や計画作成の資器材、文具類の費用、人件費、講師スタッフ謝金、交通費/地域自然保護グループの立上げ 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\110,573   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当協会では大阪府高槻市の本山寺・神峯山寺の自然林の保全活動を行っています。本山寺のモミ・ツガ・アカガシ林、神峯山寺周辺のシイ・カシ林は、環境省による自然環境基礎調査では、ともに特定植物群落とされている貴重な自然林です。しかし、近年当地域ではシカの採食圧により森林の更新が危惧されていることから、シカの現況や、植生への影響調査、植生保護柵設置による植生回復モニタリング、また啓発、広報のため学習会開催などを実施しています。
(使途)この度ご寄付いただいた110,573円は植生保護のための防護柵の購入、設置費用として使わせていただきました。防護柵の設置は確実に植生を守る事ができる直接的な手法です。
(効果)防護柵の設置により樹木の実生を鹿の食害から守ることができるため今後、植生が回復していく状況をモニタリングすることで貴重な天然林の保全を進めていきます。          
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\932,201   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当協会では2010年度より、大阪府高槻市の本山寺等周辺に広がる大阪府自然環境保全地域の自然林の保全活動を行っています。本山寺等のモミ・ツガ・アカガシ林は、環境省による自然環境基礎調査でともに特定植物群落とされている貴重な自然林。しかし、近年はシカの採食により森林の更新が危惧され、シカの現況や、植生への影響調査、植生保護柵設置による植生回復モニタリング、また啓発、広報のため学習会開催などを実施しています。
(使途)この度ご寄付いただいたご浄財は、前年に引き続き、植生保護のための防護柵の購入、設置費用として使わせていただきました。防護柵の設置は確実に植生を守る事ができる直接的な手法です。
(効果)防護柵の設置により樹木の実生を鹿の食害から守ることができるため今後、植生が回復していく状況をモニタリングすることで貴重な天然林の保全を進めていきます。  
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\626,905   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
◆当協会では2011年度も、大阪府高槻市本山寺・神峯山寺の特定植物群落モミ・ツガなどの森林がシカ採食圧により更新が危惧されているため、シカの生息状況や植生影響調査、植生回復モニタリングなどを継続。(使途)ご寄付626,905円のうち271,554円は、植生保護のための資器材費用、調査専門家の調査費、調査スタッフ交通費、学習会開催紹介通信費として使わせていただきました。(効果)シカの生息状況や植生回復モニタリング調査を行うことができ、天然林の保全を進める基礎データが蓄積されてきています。◆また同年度には、大阪府和泉市内ある希少な湿原・信太山丘陵エリアで同市のスポーツ施設などの建設計画が動き出したため保全活動を展開。(使途)ご寄付の残り355,351円につきましては、その紹介保全リーフレット、街頭宣伝のぼり、署名用紙印刷、保護シンポジウム会場費、専門家講師謝金、生物多様性保全施策案づくり作業交通費に使用。(効果)この署名は1万名を超えて和泉市・市議会もこれを重視することとなり、保全に向けた市民参加の検討会議が開かれ、保全の方向を向いて進むことができています。