対象分野 | 自然保護・生物多様性保全 | |
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事業者コード | K045 |
プロフィール
活動ホームページ | アースウォッチ・ジャパンのホームページ(外部サイト) | |
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活動形態 | 調査研究 | |
所在地(都道府県) | 東京都 | |
問合せ先名称 | 事務局 | |
電話番号 | 03-3511-3360 | |
設立の目的・課題認識 | アースウォッチは、科学的な野外調査活動に市民がボランティアとして参加し、人的・資金的な面から、研究者を支えていく活動を推進するため、1971年にアメリカで設立されました。 | |
活動実績 | 野生動物や生態系など生物多様性保全に世界で取り組む研究者を支援し、現在までに、120カ国、約1350件の調査プロジェクトを支援し、のべ9万人を超えるボランティアが、1100万時間にも及ぶ科学的フィールドワークに参加し、貢献しています。その研究成果は、ウミガメ保護区の設立など、保全へとつながりました。 | |
特記事項 |
家電エコポイント環境寄附の活用
事業・プロジェクト名 | 生物多様性の保全に関する調査・研究の支援 | |
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家電エコポイント寄附の使い途 | 野生動物や生態系など、フィールド調査に必要となる機材を購入し、研究者および市民ボランティアによる調査作業に活用します。寄附の合計額に応じ、GPSレシーバーなどの生息分布調査に必要な機材購入や、現地での研究活動費に充当します。これにより生物多様性研究の推進を図ります。 | |
寄附額に応じた活動例 | 10,000円~100,000円の場合 | GPSレシーバーをはじめ、フィールド調査に使用する機材や、記録用紙などの消耗品の購入に充当します。 | 100,000円~1,000,000円の場合 | 国内で行っている調査プロジェクトで使用する調査機材や、調査用レンタカーなどの現地調査費用に充当します | 1,000,000円以上の場合 | 新規調査プロジェクトの立ち上げを行い、機材・レンタカー・研究者現地費用等のインフラ整備に充当します。 |
事業報告
2009年度
環境寄附 対象期間 |
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\61,052 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
(概要)当団体では一般市民が野外調査に参加して生態調査の現場に立つ機会を提供しています。時間や人手を要する野外研究を支援できるだけでなく、参加者にとって現場体験は日常生活や環境問題について考え直す契機となります。 (使途)昨年度のプロジェクト「固有種ニホンイシガメの保全」運営費の一部として、61,052円を使わせていただきました。研究者及び参加者の調査地内移動手段としてのレンタカー代、調査消耗品、研究者費用に充当しました。これにより参加しやすい研究分担金が設定でき、多人数によるデータ収集を行うことができました。 (効果)本調査地では護岸工事や道路建設が行われていますが、こうした人為的改変がニホンイシガメに与える影響を把握するには、改変前後のデータを比較することが必要です。今回の調査で、一般市民9名が参加し、1日120頭ほどを捕獲し貴重な科学データを集めることができました。 |
2010年度
環境寄附 対象期間 |
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\934,038 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
・(概要)当団体では一般市民が野外調査に参加して生態調査の現場に立つ機会を提供しています。時間や人手を要する野外研究を支援できるだけでなく、参加者にとって現場体験は日常生活や環境問題について考え直す契機となります。 ・(使途)昨年度、新たにプロジェクト『琵琶湖周辺のカエル』『フィールド体験セミナー「植物園で考えるビジネスと生物多様性」』を立ち上げ、934,038円を使用させていただきました。研究者及び参加者の調査地内移動費用、研究者宿泊費、現地調査費用、研究者謝金に充当しました。これにより参加しやすい研究分担金が設定でき、多人数によるデータ収集を行うことができました。 ・(効果)「琵琶湖のカエル」の調査には合計40名の市民ボランティアが参加し、数百匹もの希少種のカエルの捕獲を通じ、個体数の推移、生息場所の特徴、生息地分断化の影響などを裏付ける科学的データが得られました。 |
2011年度
環境寄附 対象期間 |
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\644,136 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
・(概要)当団体では一般市民が研究者の野外調査に参加協力することで、時間や人手を要する野外研究を支援し、日常生活や環境問題について考え直すきっかけを作っています。 ・(使途)富士山麓絶滅危惧チョウ類調査及び固有種のイシガメ調査を実施し、研究者及び参加者の調査地内移動費用、研究者宿泊費、現地調査費用、研究者謝金に644,136円を使用しました。これにより参加しやすい研究分担金が設定でき、多人数によるデータ収集を行うことができました。 ・(効果)富士山麓絶滅危惧チョウ類調査には、32名が参加し、数種類の絶滅危惧チョウ類だけでなく、絶滅危惧の鳥類や植物も記録されるなど、草原環境評価に向けた大きな成果となりました。固有種のイシガメ調査は、参加者11名が約180個体を捕獲し、これにより個体数の推移、河川構造物による生息地分断化の影響、哺乳類による被害の現状などを裏付ける科学的データが得られました。 |