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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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環境NPO 礼文島自然情報センター

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K043 

プロフィール

活動ホームページ 環境NPO 礼文島自然情報センターのホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践、調査研究 
所在地(都道府県) 北海道 
問合せ先名称  
電話番号 090-3114-8643 
設立の目的・課題認識 礼文島の高山植物は学術的にも貴重なだけでなく、観光資源としても大切な財産であり、これを未来の子孫に引き継ぐために、環境の変化や盗掘、外来種の侵入等の脅威から保護するための活動が必要です。 
活動実績 レブンアツモリソウの保護のための環境フォーラムの開催及びレブンアツモリソウの生態調査並びに盗掘防止の早朝夜間パトロールの実施、島内の小中学校及び高校の環境教育のサポートや町民との学習交流会の開催、自然歩道の外来種除去や清掃活動を行っています。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 礼文島の自然環境の保護 
家電エコポイント寄附の使い途 礼文島は貴重な高山植物が自生している学術的にも貴重な島であり、その貴重な植物を保護するために、自然環境フォーラムの開催やエコツアーの実践、種の保存法で希少野生動植物種に指定されているレブンアツモリソウ保護のための調査や外来植物の調査及び駆除や自然歩道の清掃などの環境活動を行います。 
寄附額に応じた活動例 0円~300,000円の場合 盗掘防止パトロール、レブンアツモリソウ調査、外来種調査及び除去など実施します。 
300,000円~500,000円の場合 盗掘防止パトロール、レブンアツモリソウ調査、外来種調査及び除去、自然歩道の清掃などを実施します。 
500,000円以上の場合 レブンアツモリソウ調査、外来種調査及び除去、盗掘防止パトロール、環境フォーラムなどを実施します。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\147,533   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当団体は北海道礼文島で自然保護と地域振興の両立を目標にしています。島では希少植物の盗掘や外来植物の侵入、踏圧による植生の悪化等の問題があり、持続的利用のための活動が課題となっており、外来生物対策、高山植物盗掘防止、自然環境フォーラムなどの取り組みをしています。寄付の用途は、6月に盗掘により激減したレブンアツモリソウの現存数を把握するためGPSと活動費に105,150円を使いました。位置情報の精度が高まり、作業を簡略化することができました。5月末~7月の42日間、高山植物盗掘防止パトロールを実施し、ポスター作成などの活動費で36,770円を使いました。期間中は盗掘の報告がありませんでした。8月、9月に近年海岸で急激に増加したオニハマダイコンと利尻島と交流を深めた外来植物除去をし、活動費として5,613円使いました。オニハマダイコンは昨年より45ℓ袋で10袋分除去量が増えました。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\1,167,289   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
パトロールは5月末~8月末に合計55回行い、ポスターも作製しました。パトロールの車両代や作業代の活動費とポスター作成で123,500円を使いました。レブンアツモリソウ調査は6月に8日間実施し、調査後に詳細情報を整理しました。車両代や作業代などの活動費、カメラ購入で187,250円を使用しました。外来植物除去は 8~10月にオニハマダイコンを対象に17回作業を実施し、延べ28人、1日平均2時間の作業で合計17,851本、45ℓ袋に43袋分を除去しました。車両代や作業代等の活動費で106,000円を使いました。環境フォーラムでは、2012年に2回実施し、1月は作業代や車両代等の活動費、チラシ作製と配布や講師代で合計94,000円を、2月は作業代や車両代等の活動費、チラシ作製と配布、カルタ作製で合計203,386円を使いました。残りの453,153円は平成23年度の寄附金と合わせて使用します。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\701,198   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
 パトロールは5月末~6月末に延べ21回行い、ポスターも作製しました。車両代や作業代の活動費とポスター作成で64,275円を使いました。レブンアツモリソウ調査は6月に6日間実施し、調査後に詳細情報を整理しました。車両代や作業代などの活動費で55,000円を使用しました。外来植物除去は 5~9月に2地区でオニハマダイコンを対象に実施し、船泊地区で約40万本を除去、鉄府地区で45ℓ袋で21個分を除去し、また、増加する外来植物に対応するため講師を迎え2日間勉強会を行い延べ8名が参加しました。講師代と車両代や作業代等の活動費で185,000円を使いました。環境フォーラムは9月8日、9日の2日間実施し、作業代や車両代等の活動費、チラシ作製と配布や講師代で合計189,015円を使いました。残りの207,908円は、これまで残った453,153円と合わせて、平成25年度に昨年同様の事業に使用します。