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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
INE OASA (い~ね!おおあさ)

対象分野 地球温暖化防止
事業者コード K031 

プロフィール

活動ホームページ INE OASA (い~ね!おおあさ)のホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践 
所在地(都道府県) 広島県 
問合せ先名称  
電話番号 0826-82-3950 
設立の目的・課題認識 農山村の地域の活性化を目指して活動を開始、資源循環型社会と環境問題との密接な関係に着目し、「環境問題から農村を元気にする」を目標として、CO2削減や地球温暖化問題への積極的な取組を進めています。 
活動実績 家庭の廃食油を収集し、BDF燃料に精製、地域間バスや農耕車の燃料に利用、月平均/1,300ℓを地域エネルギーとして供給しています。菜の花プロジェクトを通じた環境学習では、小学校の総合学習で取り入れるほか、都市と農村の交流も大学や企業と取り組んでいます。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 菜の花プロジェクト《農村からの低炭素社会の実現》 
家電エコポイント寄附の使い途 農村からのCO2排出量を、50%以上削減するための活動を具体的に進めていきます。先ずは、農業機械にBDF燃料を使用し、CO2の排出量をゼロにします。その他、化学肥料や農薬の使用を抑えるなど、石油製品の使用を順次、制限していきます。この為に必要な、備品導入やシステム構築に利用したいと思います。 
寄附額に応じた活動例 10,000円~1,000,000円の場合 菜の花エコファンドに充当します。多くの皆さまが、い~ね!おおあさのエコ活動を支援していただく場です。 
1,000,000円~5,000,000円の場合 菜の花畑・菜種生産のための菜種用コンバイン導入費用の一部とします。 
5,000,000円以上の場合 バイオマスエネルギー・菜の花エコパーク計画(仮称)の、研究及び計画策定費用とします。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\92,528   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)当法人では、菜の花プロジェクトを中心とした、地球温暖化防止の活動を行っている。その中で、菜の花を堆肥として使い、化学肥料や農薬の使用を控える上、BDF(バイオディーゼル燃料)を農耕車に使用することで、化石燃料の使用を少なくすることができました。
(使途)この度ご寄付いただいた、92,528円と、当法人の資金を合わせまして、平成22年2月に中国地域バイオマス利用研究会の協力により、「BDFの利用などにより、玄米1俵(60kg)あたりCO2を約4kg削減しています」*エネルギー投入量で慣行栽培米と比較、という調査結果をいただくことができました。BDFの利用が、環境に優しい農業につながっていくことが、数値的にも証明されました。
(効果)この結果を、い~ね!おおあさがブランド化する環境保全米「ぴゅあ菜米」の販売にも活用し、消費者への環境保全の意識向上にも一役かうことができました。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\993,660   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)当法人では、菜の花プロジェクトを中心とした、地球温暖化防止の活動を行っています。日本の将来を救うのは、中山間地域の活力だと自負し、資源循環型の社会を目標としています。
(使途)ご寄付頂きました、約100万円は、広島大学とのBDF共同研究の費用とBDF精製プラントの修繕費用に約37万円、菜種の収穫に使用するコンバインのリース料に8万円、また今年度は、竹林の有効活用を目指した竹を利用したテント作成のワークショップを開催しました。2日間にわたるワークショップに、20名が参加し、竹テントを3基作成することができました。このワークショップに、講師謝金及び材料費に約55万円を充当しました。
(効果)BDFの品質向上により、クリーンディーゼルエンジンに利用可能な燃料になれば、CO2削減はもとより、原油の高騰による、燃料の価格上昇にも対抗していくことができ、地域エネルギーは進歩していくことでしょう。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\648,684   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)当団体では、2001年の設立から今日まで、地域資源循環型の町づくりを掲げ、中山間地域を中心に活動を行っています。少子高齢化や過疎化によって衰退していく地域を、如何にして元気にしていくかを菜の花プロジェクトを中心に様々な分野での活動を繰り広げています。
(使途)BDF燃料の品質向上の研究費の一部として、100,000円、廃食油の回収が始まった、安芸高田市での「第一回かんきょう祭り」に参加のためのパネル作製費及びパンフレット製作費に300,000円、その他廃食油回収車及びタンクローリーのメンテナンス費用に308,100円の経費に充当させていただきました。
(効果)廃食油の回収が北広島町に隣接する安芸高田市まで広がりました。初年度の回収量は、約1000リットルですが、今後の回収量の増加に期待が出します。これにより、BDF燃料も安定的に精製することができます。