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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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社団法人
大阪南太平洋協会

対象分野 地球温暖化防止
事業者コード K024 

プロフィール

活動ホームページ 大阪南太平洋協会のホームページ(外部サイト) 
活動形態 知識の提供・普及啓発、調査研究 
所在地(都道府県) 大阪府 
問合せ先名称 事務局 
電話番号 06-6376-1151 
設立の目的・課題認識 豊かな自然と共生する太平洋の人々。その人々と、お互いの文化を認めあい、心と心のおつきあいを進めます。1日1ドル以下で暮らす人々が、なぜ心豊かな地域社会を保持できるのか?環境共生社会の原点を学びたい。 
活動実績 日本・オセアニア木造住宅技術紹介ビデオ作製。世界初ニューギニア縦断バイクツーリング実施。マーシャル諸島姉妹都市・若者交流20年。マーシャル諸島とパプアニューギニアに現地材で集会所と小規模風力・太陽光熱発電装置設置。研修生・留学生と共にアウトドアスポーツ・農業体験。活動資金確保に旧暦カレンダー発行。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 小規模クリーンエネルギー供給装置援助及びエコ住宅建設指導事業 
家電エコポイント寄附の使い途 地球温暖化の影響を受け、海面上昇、沿岸侵食化や天候異変による水害等、太平洋島嶼国の島人達は年々その生活基盤を脅かされつつあります。我が国の先進的な技術導入を活かした温暖化防止対策事業を展開していき、両国の協働作業により、環境保全のみならず次世代を担う人材育成にも寄与していきたいと考えます。 
寄附額に応じた活動例 100円~2,000,000円の場合 装置導入に向けての調査研究費として、援助依頼のある地域で供給調査を行います。 
1,000,000円~2,000,000円の場合 専門家及び技師の現地派遣費用及び両国の若者人材育成費です。 
6,000,000円以上の場合 水力・太陽光パネル・風力発電装置1基及び設置費用とエコ住宅建設に伴う資材及び備品・道具購入費です。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\59,586   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)1997年、パプアニューギニア東セピック州アイタぺ地震津波被災地へ救援隊派遣後、活動拠点の同州ソワム村(約300人)にボランテイア行動隊を毎年派遣し、クリーンエネルギー供給装置設置及び地産地消を温暖化防止の重点と捉え、現地材を使ったエコ住宅の建築指導を行っています。
(使途)この度ご寄付頂いた59,586円は2010年9月25日派遣の第9次PNGソワム村支援行動隊(8名)による資材収集の一部に充当させていただき、ソワム村エコ住宅衛生設備(水洗式トイレ)の補修及び近隣カオク村(約400人)から依頼された同エコ住宅建設(現地材使用)に必要なポータブルチェーンソー製材機製作費に使わせていただきました。
(成果)製材機製作により、現地木材が村の収入にもなり且つ建築資材として活用でき、効率性の高いエコ住宅建設が可能となりました。来年度は隣地カオク村からの要望に答えて、エコ住宅建設に取り組みます。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\792,199   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)1997年、パプアニューギニア東セピック州アイタぺ津波被災地への救援から、活動拠点のソワム村(約300人)にボランテイア行動隊を派遣し続けています。クリーンエネルギー供給装置設置及び地産地消と生活改善を温暖化防止の重点と捉え、現地材を使ったエコ住宅建築指導を行っています。
(使途)この度ご寄付頂いた,792,199円は若者育成事業として2011年10月15日派遣した第10次PNGソワム村支援行動隊(専門家及び技師等計5名)渡航費の一部に充当させていただき、青年対象に建築、PC教室、女性には簡易医療講座を開催しました。
(成果)青年8名が「ドリームハウス」設計製図に挑戦し、加えてチェンソーを利用した製材機の自作技法を伝授。また女性8名に応急治療の実践を指導。来年度はより充実した活動を目指し、近隣村へ自作住宅建設指導に赴き、また村内約50世帯に点灯可能な太陽光パネルの増設を予定しています。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\541,511   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)1997年、パプアニューギニアアイタぺ津波被災地への救援から、活動拠点のソワム村(約300人)で活動を継続中。クリーンエネルギー供給装置を温暖化防止の重点課題と捉え、現地材を使ったエコ住宅、環境保全、カーボンニュートラルのテーマとして、流木・椰子殻等の廃材利用によるドラム缶炭窯の指導で継続的な村の自立支援。
(使途)この度ご寄付頂いた541,511円は、2012年9月15日派遣の第11次PNGソワム村支援渡航費の一部及び炭窯装置の費用にしました。
(成果)従来の女性への保健衛生指導はもとより、青年10名(本年2名増)が無事設計図を完成し、来年度はモデルハウス自作建築に挑戦する予定です。またドラム缶炭の製造は8日間滞在中14回試み、約100㌔の炭ができ、その活用実験として、女性の炊事に無煙の調理燃料が大感謝されました。将来、炭製造の継続により、村の地場産業になることが期待できそうです。