1. |
日時:平成16年9月29日(火) 13:00~14:30 |
2. |
場所:上高地インフォメーションセンター2F |
3. |
議題: |
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(1)実証試験内容および試験実施状況について |
(2)実証試験結果報告書の概要版の検討 |
(3)その他 |
4. |
出席検討員:柏原一正、桜井敏郎、鈴木富雄、森 武昭(座長)、吉田孝男、渡辺孝雄 |
5. |
実証機関関係者: |
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関口 順一(信州大学 繊維学部 応用生物科学科 教授) |
清水 保雄(信州大学 工学部 機械システム工学科 教授) |
松沢 貞一(北アルプス山小屋協会長) |
丸山 晴弘(長野県山岳遭難防止対策協会 講師) |
河原 輝久(長野県生活環境部 環境自然保護課 自然公園係 主任) |
林 弘道(長野県環境保全研究所 環境保全チームリーダー) |
6. |
配布資料 |
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資料1 |
「平成16年度長野県環境技術実証モデル事業(山岳トイレ技術分野)」の概要について |
[PDF 13KB] |
資料2 |
長野県環境技術実証モデル事業(山岳トイレ技術分野)技術実証委員会名簿 |
[PDF 15KB] |
資料3 |
平成16年度長野県環境技術実証モデル事業(山岳トイレ技術分野)対象技術の選定方法について |
[PDF 12KB] |
資料4 |
環境技術実証モデル事業(山岳トイレ技術分野)実証申請技術評価表 |
[PDF 14KB] |
資料5 |
平成16年度長野県環境技術実証モデル事業(山岳トイレ技術分野)における実証対象 技術の選定について |
[PDF 31KB] |
資料6 |
生物・土壌処理方式実証試験計画(長野県) |
[PDF 109KB] |
資料7 |
各種チェックシート |
[PDF 20KB] |
資料8 |
室内環境アンケートのお願い |
[PDF 14KB] |
資料9 |
生物・土壌処理方式に関する調査経過報告書(非公開) |
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資料10 |
実証試験結果報告書の概要版(第3次案) |
[PDF 29KB] |
7. |
議事 |
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会議は公開で行われた。
(1)実証試験内容および試験実施状況について
- 実証機関から、実証試験内容および実証試験実施状況について資料1~9を用いて説明。
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検討員から、処理の仕組みを示すフロー図を記載すべきとの意見が出され、試験計画に掲載することが確認された。また、使用済みのペーパーの分別についても明記することが確認された。
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検討員から、投入するし尿の量に対する適切な種汚泥の量について質問が出された。これに対し実証機関から、し尿2トンに対し種汚泥は2kgとしていると説明。
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検討員から、浸透トレンチは連続使用するのではなく、ある程度休ませたほうが効果的ではないかとの意見が出された。これに対し実証機関から、し尿の投入は1回/月であり、10年間は連続使用しても問題ないと説明。
- 検討員から、外気温と水温は関連性が分かるようにして検討すべきとの意見が出された。
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検討員から、処理水の地下浸透について質問が出された。これに対し実証機関から、県には単独浄化槽処理水の地下浸透に関する指導基準があり、今回はその基準に沿って行っていると説明。
- 山岳地域において、し尿処理水を地下浸透処理させる場合の基準について、環境省でも検討してほしいとの意見が検討員からだされた。
(2)実証試験結果報告書の概要版の検討
- 事務局から実証試験結果の概要版について資料10に基づき説明。
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検討員から、処理性能に関する記載内容は実証機関にある程度任せるべきだという意見が出された。また、記載内容は細かくせず山小屋等のトイレ設置者が知りたいことを簡潔に示すべきとの意見もだされた。
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実証機関から、概要版に掲載すべき最低限必要なことはワーキンググループで設定し、あとは各実証機関が個々の技術の特徴にあった書き方をすることが望ましいのではとの意見が出された。
- 次回WGで提示する案は、以上の内容に配慮して作成することが確認された。
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各実証機関の概要版の掲載内容についてバランスをとるため、実証機関から提出された試験結果報告書および概要版を本ワーキンググループでチェックすることとした。
- 試験結果概要版は、検討員で事前にチェックした上でWGにはかることが確認された。
- 概要版は単にデータ提示をするのではなく、実証対象技術の導入に適した条件説明や導入注意点等も可能な範囲で記述することとした。
(3) 次回のWGについて
次回のWG(栃木県中禅寺湖)については10月21日に開催することとし、詳細は後日連絡することが確認された。 |