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日時:平成16年8月31日(火) 14:00~16:00 |
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場所:御殿場地域イベントホールBE-ONE |
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議題: |
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(1)実証試験内容および試験実施状況について |
(2)実証試験結果報告書の概要版について |
(3)その他 |
4. |
出席検討員:柏原一正、桜井敏郎、鈴木富雄、森 武昭(座長)、吉田孝男、渡辺孝雄 |
5. |
実証機関関係者: |
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中崎 清彦(静岡大学工学部教授)(委員長) |
三好 廣志(静岡県環境衛生科学研究所大気・水質部主幹) |
小川 雅也(静岡県環境森林部自然保護室富士山浜名湖スタッフ主査) |
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配布資料 |
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資料1 |
生物処理方式実証試験計画(静岡県) |
[PDF 268KB] |
資料2 |
山岳トイレし尿処理技術 生物処理方式実証試験中間結果(非公開) |
資料3 |
実証試験結果報告書概要版の記入要領(案) |
[PDF 16KB] |
資料4 |
実証試験結果報告書の概要版(2次案) |
[PDF 31KB] |
7. |
議事 |
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会議は公開で行われた。 |
(1)実証試験内容および試験実施状況について
- 実証機関から、生物処理方式実証試験計画および実証試験中間結果について資料1、
2を用いて説明。
- 検討員から、処理装置の規模をどのような基準で決めているのかについて質問があ
り、実証申請者から、基本的にはトイレの穴数と利用想定人数によって決めている
ことを説明。
- 検討員から、処理装置の規模を決める際には汚水や循環水の滞留時間・容量も考慮
に入れるべきとの指摘が出された。
- 検討員から、余剰水量やその水質について可能な限り正確にチェックするようにと
の指摘があり、実証機関で検討することが確認された。
- 検討員から、汚泥蓄積状況を把握すべきとの指摘があり、閉山時に確認することが
実証機関から報告された。
- 検討員から、実証対象トイレの電源系統に電力計をつけ、消費電力量を日々把握す
ることが望ましいという意見が出された。
- 使用済みペーパーを分別回収していることを試験計画に明記することが確認された。
- 生理用品等によるトラブルが発生した場合は試験結果に記録することが確認された。
(2)実証試験結果報告書の概要版について
- 事務局から資料3、4に基づき説明
- 概要版3-5処理性能(例)の中にある除去率は分母にあたる負荷をどのように定
めるかが難しいという意見が出され、表示方法について検討することとした。
- 概要版を、今後、処理技術を選ぶ人にとっての参考資料とするには、健康診断結果
のように分りやすい表示方法と参考数値の設定等について検討が必要であるとの意
見がだされた。
- 概要版の便器穴数の項目に「男女共用」という選択肢を入れるべきとされ、了承さ
れた。
- 専門用語を使用する場合は、その用語の解説が必要であるとの意見が出された。
- 山岳トイレを実証する上で、水質や処理能力とともに、トラブルの少なさも重要な
要素であり、そのことも掲載する必要があるとの意見が出され、検討することとし
た。
- 概要版(及び報告書)に有料・チップ制導入の有無や徴収方法を掲載して欲しいと
の意見が出され、検討することとした。
- 各試験結果の比較検討については将来的な課題として位置付けることが確認された。
- 概要版は10月のWGまでに、項目、内容等を確定し、各実証機関に連絡すること
とした。
(3)その他
- 座長から、第2回環境技術実証モデル事業検討会の報告がなされた。
- 次回のWGについては9月29日に行い、詳細は後日連絡することが確認された。
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