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特定外来生物の防除

特定外来生物の防除

 特定外来生物の防除にあたって

● 野外に放たれたり、逃げ出した特定外来生物は、放置しておくと分布を拡大しながら様々な被害を及ぼすおそれがあります。特定外来生物被害防止基本方針では、被害を及ぼしていたり、及ぼすおそれがある特定外来生物については、必要に応じて防除を実施することとされています。

〜 特定外来生物被害防止基本方針第1の3より抜粋 〜
既に定着し被害を及ぼしている特定外来生物については、被害の程度と必要性に応じて生態系からの完全排除、封じ込め等の防除を計画的かつ順応的に実施する。
全文 [PDF 45KB]概要 [PDF 12KB]

● 特定外来生物を放置することによって生息を脅かされる生物がいます。特に、生息環境の限られている島嶼などでは、絶滅に追い込まれてしまう場合もあります。特定外来生物と在来の生物のどちらを守るべきか、やはり、もともと住んでいた在来生物の生息を脅かすことは問題であると考えます。

● 防除で捕獲された生物は、極力苦痛を与えないような方法で処分するほか、適正に飼育できる里親がある場合に引き取ってもらうこととしています。今後生物が処分されるという事態を繰り返さないためにも、みんなで外来生物を放したり、逃がしたりしないように注意していくことが大切です。

● 一般の方が特定外来生物の駆除を行いたい場合は関係するQ&Aを参照して下さい。

 防除に関する資料

防除推進検討会(会議資料・議事録等)

[告示] 特定外来生物の防除に関する件[PDF]

オオクチバス等に係る防除の指針[PDF]
・オオクチバス、コクチバス、ブルーギルについて、効果的で効率的な防除を実施するために必要となる目標設定や防除手法、防除実施計画の策定方法等について取りまとめたものです。

カミツキガメを取り扱う場合の注意点[PDF]
・全国的に、カミツキガメが野外で捕獲されたり、行政機関に持ち込まれたりすることが頻発していることから、カミツキガメを取り扱う場合の注意点を、主に行政機関向けに作成しました。

 環境省が行う防除

● 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号)第11条第1項に基づき、主務大臣及び関係行政機関の長は、特定外来生物による生態系等に係る被害の発生を防止する必要があるときは、防除を行うこととしています。

● 環境省が防除を行う際には、緊急的に防除を行う場合を除き、防除実施計画を策定して計画的に防除を行うこととしています。


現在実施している防除実施計画の概要及び実施状況

平成21年9月現在

特定外来生物の種類
ジャワマングース
防除を行う区域
沖縄島北部地域(国頭村、東村及び大宜味村)
防除を行う期間
平成18年4月6日から平成27年3月31日まで
防除の目標
沖縄島北部地域(国頭村、大宜味村及び東村)に固有の希少野生動物を脅かし、亜熱帯森林生態系に重大な影響をもたらしている本種について、沖縄県と協力しながら10年後の当該地域からの完全排除及び当該地域への再侵入の防止を目標とする。
防除の方法
計画的な防除として、かごワナを中心に用いて捕獲し、当該地域からの完全排除をめざす。捕獲したマングースは適切に処分する。また、ワナ以外の防除方法を検討し、その他防除に必要な調査研究を行う。
実施状況(那覇自然環境事務所のページより)
平成20年度
平成19年度
平成18年度
特定外来生物の種類
ジャワマングース
防除を行う区域
鹿児島県奄美大島
防除を行う期間
平成18年4月6日から平成27年3月31日まで
防除の目標
奄美大島に固有の希少野生動物を脅かし、亜熱帯森林生態系に重大な影響をもたらしている本種について10年後の奄美大島全域からの完全排除を目標とする。
防除の方法
計画的な防除として、かごワナ、イタチワナを中心に用いて捕獲し、当該地域からの完全排除をめざす。捕獲したマングースは適切に処分する。また、ワナ以外の防除方法を検討し、その他防除に必要な調査研究を行う。
実施状況(那覇自然環境事務所のページより)
平成20年度
平成19年度訂正
平成19年度
平成18年度
特定外来生物の種類
オオヒキガエル
防除を行う区域
沖縄県八重山地域(沖縄県石垣市及び沖縄県八重山郡竹富町に属する島嶼)
防除を行う期間
平成18年4月6日から平成23年3月31日まで
防除の目標
八重山地域における生態系等に係る被害の防止のため、島嶼毎の本種の生息状況に応じた目標を設定して防除を実施する。石垣島では小区域的な完全排除及び効果的な生息密度の低減、西表島では予防的な防除による繁殖・非定着状態の維持、鳩間島では本種の完全排除、その他の島嶼では侵入監視体制を確立して予防的な防除を行う。
防除の方法
計画的な防除として、各島嶼の状況に応じ、成体については手捕のほか網・わな等の捕獲器具を用い、幼体や卵塊についてはタモ網等を用いて捕獲し、捕獲個体は適切に処分する。また、防除手法及び防除用具等の開発に努め、その他防除に必要な調査研究を行う。