日本の外来種対策

環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、
規制や防除、理解促進等に取り組んでいます。

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環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、
規制や防除、理解促進等に取り組んでいます。

アカミミガメ(平成28年4月22日更新)

環境省では、「生態系被害防止外来種リスト」において緊急対策外来種に位置づけられ、自然的、社会的状況から対策が困難であった「アカミミガメ(通称:ミドリガメ)」の対策を推進するため、平成27年7月に「アカミミガメ対策推進プロジェクト」を公表しました。
ここでは、アカミミガメ問題と本プロジェクトについて紹介します。
参考:アカミミガメの問題の経緯 [PDF 67KB]

アカミミガメとは

  • 生態
    • 原産地:米国南西部
    • 大きさ:最大背甲長:雄20cm、雌28cm(2.5kg)で在来のニホンイシガメ(1kg前後)等より大型
    • 食 性:雑食性(魚類、甲殻類、水生昆虫、水草等)
  • わが国への移入の経緯・状況
    • 1950年代後半から幼体を「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入
    • 1990年代半ばに輸入量は年間100万匹であったが、近年は10万匹前後と推定
    • 環境省の調査では、全国の世帯における飼育数として以下を推計。(平成25年度)約110万世帯で約180万匹を飼育
  • 生態系への影響
    • ペットとして飼育されていた個体が野外に放たれることなどにより、北海道から沖縄まで全都道府県に分布。
    • 在来のカメ類と餌等を巡って競合し、定着地域では在来のカメ類や水生植物、魚類、両生類、甲殻類等に影響を及ぼしていると考えられる。
    • レンコン畑のレンコンの新芽食害等の農作物被害の報告がある。

アカミミガメ対策推進プロジェクト

  • プロジェクト概要

    ~プロジェクト公表時の報道発表ページはこちらをご覧ください。~
     アカミミガメによる問題を解決するためには、アカミミガメの流通、個人による飼育、野外における防除等の様々な場面における様々な主体による理解の向上や対策が求められます
     アカミミガメによる生態系等への悪影響のない(小さい)社会を実現するため、アカミミガメ対策の目指すべき方向を示すと共に、4つのプロジェクトを進めることで実現を目指します。
     平成27年度には、アカミミガメによる生態系影響、全国の生息状況の推計、流通量の調査等を実施し、それらを踏まえ、平成28年度からモデル事業を実施する予定です。

     参考:アカミミガメを取り巻く状況(現状と課題)[PDF 311KB]