巨勢川流域の洪水被害の軽減化を目的に建設された人工構造物です。佐賀市市街の北に位置し周りは水田地帯で、有明海より12㎞内陸にあります。調整池は、約55haの土堤に囲まれ、地内にはススキや葦等の植物が繁茂しています。冬期には、カモ類を中心に65種の野鳥の観察記録があります。カモ類は12種、マガモ・カルガモ・オナガガモ・ヒドリガモが大多数ですが、近年トモエガモが増えて来ました。カワウとオオバンも増えています。
巨勢川調整池には、事業前の調査で縄文時代早期・国内最古の貝塚『東名遺跡』が見つかり、遺跡展示館が調整池に隣接して有ります。
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