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- 狩猟事故防止映像
狩猟制度
狩猟事故防止映像「事故につながる分岐点」
1.目的
近年、ニホンジカやイノシシなどの一部の増えすぎた鳥獣による生態系・農林水産業等への被害が全国で深刻な状況であり、このような鳥獣の捕獲強化が必要となっています。
しかし、その一方で狩猟等の捕獲活動中の事故が毎年発生しており、安全対策の強化が求められています。ただし、捕獲活動中の事故の多くは、基本的なルールを守っていれば、防げたものも多いと考えられます。このため、環境省では、狩猟者や鳥獣の捕獲従事者に「事故を絶対に起こしてはいけない」と強く意識していただくことを目的として、実際の事故を再現したドラマ等を通じて、事故に至るまでのプロセスや事故の悲惨さ、どうすれば事故を防ぐことができたのか等を解説した映像資料を制作しました。
2.映像の構成及び内容
(1)映像の構成
近年発生した実際の事故の事例を参考に、事故の再現ドラマ、事故を防ぐためのポイント及び類似の事例の解説等で構成された全3章の映像となっています。また、最後には、狩猟者団体からのメッセージ映像を収録しています。
(2)各章のテーマと概要
- 第1章 「誤射はなぜ起きた?(収録時間11分)」
- 第2章 「増えるわな猟の事故(収録時間7分40秒)」
- 第3章 「クセをつけたい心構え(収録時間13分)」
- おわりに
銃猟において人を野生鳥獣と間違えてしまう「誤射」に関する事故事例を参考に、どうしてこのような事故が起こったのかを解説しています。
近年、免許取得者が増加している「わな猟」における事故事例を参考に、わなにかかった野生鳥獣の逆襲による事故がどうして起こったのかを解説しています。
俳優の藤岡弘さんが静岡県猟友会の方々に同行し、狩猟を行う際に気を付けるべき心構えや所作・振舞いを紹介します。
狩猟者団体からのメッセージです。
※第1章、第2章に登場する人物・団体名等は全て架空のものです。また、映像中で使用されている銃や装弾は、全て模擬銃・模擬弾です。