数字・キーワードから見る環境問題 eco scope

環境問題にまつわる数字やキーワードについて
毎週1つずつ解説します。

全国の猛暑日の平均年間日数は2.5日 全国の猛暑日の平均年間日数は2.5日

20世紀初頭の約3.1倍。温暖化で今後も増え続ける可能性も

1日の最高気温が35度以上となる猛暑日が、年々増えています。全国13地点の平均を見ると、最近の30年間(1991~2020年)の平均年間日数は約2.5日。統計を取り始めた最初の30年間(1910~1939年)の約0.8日と比べると、約3.1倍に増えています。2020年8月には静岡県浜松市で最高気温が41.1度となり、埼玉県熊谷市(2018年に記録)と並んで観測史上最高を記録しました。
 地球温暖化が進み、猛暑日のような極端に暑い日が増え続けると、熱中症の増加、生態系の変化、農産物や水産物への被害などさまざまな影響があると予測されており、こうした影響を回避、軽減する適応策の取り組みが進められています。

もっと詳しく
環境省「気候変動への適応」

気候変動適応法や気候変動適応計画など、

適応策に関する環境省の取り組みをまとめ、

みなさんに情報を提供しています。

イラスト/ナカオテッペイ

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