数字・キーワードから見る環境問題 eco scope

環境問題にまつわる数字やキーワードについて
毎週1つずつ解説します。

日本にいる外来生物の種数は2000種以上 日本にいる外来生物の種数は2000種以上

日本の生態系を脅かし、農業や人の健康への悪影響も

元々日本には生息・生育していなかったものの、ペットや食用などの目的で海外から持ち込まれた外来生物。その中には、在来種のすみかを奪って生態系を破壊したり、農作物を食い荒らしたり、人にとって危険な毒を持っていたり、環境や私たちの生活にさまざまな悪影響を及ぼす可能性がある生物もいます。
 外来種による被害を防ぐためには、①悪影響を及ぼす可能性のある外来種を「入れない」、②飼っている外来種を「捨てない」、③野外にいる外来種の生息・生育域を「拡げない」の三原則が大切です。野外で外来生物を見つけたら、不用意に捕まえたりせず、その場所の管理者や行政機関などへ連絡してください。

もっと詳しく
環境省「日本の外来種対策」サイト

日本の生態系に被害を及ぼす外来種の一覧や
規制されている外来生物を飼うときの注意点、
外来種問題を考えるためのヒントを紹介しています。

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