平成17年度環境技術実証モデル事業検討会
化学物質簡易モニタリング技術ワーキンググループ会合（第3回）
議事要旨

１．　日時：	平成１８年３月２２日（水）　１０：３０～１２：３０
２．　場所：	経済産業省別館　８５０号会議室
３．　議題：
	（１）実証試験結果報告書（最終案）について （２）追加検討試験結果報告書（最終案）について （３）化学物質に関する簡易モニタリング技術分野における対象の見直し（報告） （４）その他
４．　出席者（敬称略）：
ＷＧ検討員	有薗幸司、門上希和夫、西村哲治
実証機関関係者	岩手県（高橋悟、伊藤朋子）、愛知県（小川敏幸）、 　兵庫県（古武家善成、北本寛明）、鳥取県（山根一城）、 　山口県（古谷長藏）、名古屋市（小島節子）
５．　配布資料：

資料１	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［岩手県／イミダクロプリド］（→　非公開資料）
資料２	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［愛知県／イプロジオン］（→　非公開資料）
資料３	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［兵庫県／カルバリル］（→　非公開資料）
資料４	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［鳥取県／ビテルタノール］（→　非公開資料）
資料５	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［鳥取県／フルトラニル］（→　非公開資料）
資料６	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［山口県／グリホサート］（→　非公開資料）
資料７	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［名古屋市／クロロタロニル］（→　非公開資料）
資料８	平成17年度　実証試験結果報告書(最終案)［名古屋市／ＰＢＤＥ］（→　非公開資料）
資料９	平成17年度　追加検討試験結果報告書(最終案)［岩手県／イミダクロプリド］（→　非公開資料）
資料10	平成17年度　追加検討試験結果報告書(最終案)［愛知県／イプロジオン］（→　非公開資料）
資料11	平成17年度　追加検討試験結果報告書(最終案)［兵庫県／カルバリル］（→　非公開資料）
資料12	平成17年度　追加検討試験結果報告書(最終案)［山口県／グリホサート］（→　非公開資料）
資料13	環境技術実証モデル事業化学物質に関する簡易モニタリング技術分野における対象の見直しについて（第３回環境技術実証モデル事業検討会資料） [PDF 53KB]
資料14	今後のスケジュールについて（案） [PDF 51KB]
参考資料1	化学物質簡易モニタリング技術ワーキンググループ会合（第2回）議事要旨 [PDF 19KB]
参考資料2	平成17年度環境技術実証モデル事業・ロゴマークの使用指針 [PDF 34KB]

会議は非公開で行われた。

（１）実証試験結果報告書（最終案）について

• 資料１～８に基づき、岩手県、愛知県、兵庫県、鳥取県、山口県、名古屋市の順に、実証試験結果報告書（最終案）について説明した。
• 全実証機関とも、実証試験は概ね順調に終了した。
• 測定範囲内の低濃度側で、CV値にばらつきがみられるＥＬＩＳＡキットについて、考察の表現方法を工夫する必要がある旨、検討員より提案があった。
• 「測定精度等」について、機器分析法とＥＬＩＳＡ法を比較する際、前処理法や対象物質を添加するタイミング等を統一させて検討することも重要である旨、検討員より意見があった。
• 実証試験結果報告書については、ワーキンググループとして了承し、今後、環境省で承認の手続きに入ることが確認された。

（２）追加検討試験結果報告書（最終案）について

• 資料９～１２に基づき、岩手県、愛知県、兵庫県、山口県の順に追加検討試験結果報告書（最終案）について説明した。
• 追加検討試験実施機関（４機関）とも、試験は概ね順調に終了した。
• 「6.実証試験結果の検討と考察」について、表現方法を統一させたほうが良い旨、検討員より提案があった。
• 追加検討試験結果報告書については、ワーキンググループとして了承し、今後、環境省で承認の手続きに入ることが確認された。

（３）化学物質に関する簡易モニタリング技術分野における対象の見直し（報告）

• 資料１３に基づき、環境省より、化学物質に関する簡易モニタリング技術分野における対象の見直しについて、報告された。
• 化学物質に関する簡易モニタリング技術分野については、ELISA法による実証は当面見合わせ、今後は、社会的ニーズや関連情報の収集等を通じた対象技術の見直しも含め内部検討を進めていくものとし、技術分野としては休止とすることで親検討でも了承された旨、環境省より報告があった。
• これまでの実証試験を通じた成果や課題等を整理し、今後役立てて欲しい旨、検討員より意見があった。また、これまでの成果は、関連学会で積極的に発表して欲しい旨、環境省より提案があった。
• 平成17年度の実証技術について、平成16年度と同様、化学物質環境実態調査等で活用していく方針である旨、環境省より説明があった。

（４）その他

　[1]今後のスケジュール

• 各実証機関は、本日の議論を踏まえ、各実証試験結果報告書（最終案）及び追加検討試験結果報告書（最終案）を修正し、最終版を作成する。

　[2]その他

• 議事要旨は、公開できる事項のみ事務局でまとめた後、ワーキンググループ検討員の了解を得た上で、環境省のホームページで公開することとされた。

（文責：事務局速報のため、事後修正の可能性あり）