概要

水銀に関する水俣条約(以下「水俣条約」といいます。)は、地球規模での水銀汚染を防止すべく、各国が連携して水銀のライフサイクル全体を通じた適正管理や排出削減を目指すための国際環境条約です。水俣条約は、2013年10月に水俣市・熊本市で開催された外交会議において採択され、日本は2016年2月に条約を締結しています。

水俣条約は、2017年5月にその発効要件が満たされたため、2017年8月16日に発効しました。環境省、熊本県、水俣市及び国連環境計画は、これを記念して、熊本県水俣市において、「水俣条約発効記念行事~発効に向けた水俣からの声~」を開催しました。

本イベントでは、第1部で海外からのビデオメッセージを紹介したほか、水俣市の中学生から世界に向けたメッセージを発信しました。また、第2部では、水俣条約政府間交渉委員会議長のフェルナンド・ルグリス氏に記念講演を行っていただくとともに、西田弘志水俣市長らによる「水俣トーク」を行いました。

日程・プログラム

日時:
平成29年7月1日(土)14:00~16:10(13:30開場)
会場:
水俣病情報センター 講堂
(〒867-0055 熊本県水俣市明神町55-10)
主催:
環境省、熊本県、水俣市及び国連環境計画

プログラム

14:00~14:30
第1部
  1. 1)開会挨拶
    関 芳弘 環境副大臣 エリック・ソールハイム 国連環境計画事務局長 田嶋 徹 熊本県副知事
  2. 2)世界からのメッセージ
    マーク・シャルドネンス スイス環境局長官 石井 菜穂子 地球環境ファシリティ統括管理責任者
  3. 3)水俣市中学生のメッセージ
15:00~16:10
第2部
  1. 4)記念講演
    フェルナンド・ルグリス 水俣条約政府間交渉委員会議長
  2. 5)水俣トーク
    西田 弘志 水俣市長
    宮本 勝彬 前水俣市長
    緒方 正実 水俣病資料館語り部の会会長
    薗畠 ひとみ 青年海外協力隊員
    有田 雪菜 熊本県立水俣高等学校1年生
    クラウディア・テン・ハーヴ 水俣条約暫定事務局上級プログラム調整官
  3. 6)閉会挨拶
    望月 靖 国立水俣病総合研究センター所長
  • ※イベントは日本語・英語の同時通訳で行いました。

インターネット中継

当日、イベントの模様をインターネットにより同時進行で世界に配信しました。

日本語:https://youtu.be/MrJpACCkGY4

英語:https://youtu.be/sZConXvBy-k

※終了しました。

傍聴受付

傍聴の案内は、水俣市のホームページ(下記)をご覧下さい。

・水俣市ホームページ
http://www.city.minamata.lg.jp/3059.html

※終了しました。

開催結果

・開催概要
http://www.env.go.jp/chemi/minamata_eif/summary.html

・リーフレット
http://www.env.go.jp/chemi/minamata_eif/leaflet.pdf

関連リンク

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