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平成9年度化学物質関連の調査・研究等の概要

 

表−2 野生生物への影響に関する報告

 

生 物

場 所

影 響

推定される原因物質

報告した研究者

貝類 イボニシ 日本の海岸 雌性化、個体数の減少 有機スズ化合物 Horiguchi et al.(1994)
魚類 ニジマス

ローチ
(鯉の一種)
サケ
英国の河川

英国の河川

米国の五大湖
雌性化、個体数の減少

雌雄同体化

甲状腺過形成、個体数減少
ノニルフェノール
  *断定されず
雌雄同体化
  *断定されず
不明
Sumpter et al.(1985)

Purdom et al.(1994)

Leatherland(1992)
爬虫類 ワニ 米フロリダ州の湖 オスのペニスの矮小化、
卵の孵化率低下、個体数減少
湖内に流入したDDT等
有機塩素系農薬
Guillette et al(1994)
鳥類 カモメ

メリケンアジサシ
米国の五大湖

米国ミシガン湖
雌性化、甲状腺の腫瘍

卵の孵化率低下
DDT、PCB
  *断定されず
DDT、PCB
  *断定されず
Fry et al(1987)
Moccia et al(1986)
kubiak(1989)
哺乳類 アザラシ

シロイルカ

ピューマ

ヒツジ
オランダ

カナダ

米国

オーストラリア
(1940年代)
個体数の減少、免疫機能の低下

個体数の減少、免疫機能の低下

精巣停留、精子数減少

死産の多発、奇形の発生
PCB

PCB

不明

植物エストロジョン
(クローバ由来)
Reijinders(1986)

De Guise et al.(1995)

Facemire et al.(1995)

Bennetts(1946)


備考 引用文献はすべて、「外因性内分泌攪乱化学物質問題に関する研究班中間報告書」による。