議事録

第16回化学物質と環境円卓会議 アンケート整理結果

傍聴者総数 114人
回答数    76人

Q1.化学物質と環境円卓会議への出席は何回目でしょうか。

  • 約10回 … 1人
  •   4回 … 1人
  •   3回 … 1人
  •   2回 … 1人
  •   1回 … 72人

Q2.本日の化学物質と環境円卓会議の開催を知ったきっかけは何でしょうか。
(複数回答あり)

  • 環境省ホームページ      … 11人
  • 福島県ホームページ      …  8人
  • 福島県からのダイレクトメール … 50人
  • その他            … 10人
    • CEISから
    • 化学工業会PL情報センター
    • 行政機関のため本庁からの通知
    • グループの長より
    • Eメール(3人)

Q3.本日の化学物質と環境円卓会議における個別の講演やその後の意見交換を聞いた御感想をお聞かせください。

(円卓会議の全般的評価)

  • 各事業所の具体的な取組の発表で参考になった。(14人)
  • 大変参考になった。興味深く聞かせてもらった。(8人)
  • 様々な立場の考え方が聞けて、大変有意義だった。(3人)
  • 現在の取組状況が分かって、勉強になった。(3人)
  • 地方でのリスクコミュニケーションの実態について聞け、非常に興味深かった。(2人)
  • 今後も機会があれば参加したい。(2人)
  • どの発表も分かりやすかった。(2人)
  • 地方での会議を増やしてほしい。(2人)
  • 委員の方の話を直接聞けたのが参考となった。
  • 疑問に思っていたことがよく分かった。
  • 川俣精機は地域密着という印象。
  • 日曜日の開催が良かった。平日ではなかなか時間を取れない。
  • 時間配分は良かった。
  • 中下さん、上家さんの話を聞いていると、女性の方が真剣で分かりやすく、的を得ていると感じた。女性にはがんばってほしい。

(円卓会議における意見交換の改善点)

  • 特定の人からの意見が多かった。全員の意見を聞きたかった。(4人)
  • 円卓会議のメンバーの方から、もう少し厳しい意見を出していただいてもよいと思った。
  • メンバーのうち、著名な先生方の意見をもっと時間をかけて聞きたかった。
  • 地方の企業に円卓会議のメンバーのアドバイスもしていただければ良かった。
  • 最終的にリスクコミュニケーションの原点に関する意見交換になっていた気がする。もっと講演をいかした意見をしてもらいたかった。
  • 住民の声を聞く機会を行政としてどのように持たれるかを聞きたかった。
  • まじめでない企業に対してどう対応していくのか、行政としての考えが聞きたかった。
  • 行政のリスク予防に関する考え方、行動の仕方等、より具体的な例があれば良かった。
  • 議題の幅が広すぎたと思う。「化学物質が環境に与える影響」、「リスクコミュニケーションとは」、「地域住民との良好なコミュニケーション」とか区別してほしかった。
  • 行政と中小企業のリスクコミュニケーションを期待していたが、会議の趣旨を誤解していたようで残念。
  • 市民というのは全くの市民と話をするのだと思っていた。
  • 環境省も県ももっと情報公開の機会をふやすことが大切。

(リスクコミュニケーションに対する意見)

  • リスクコミュニケーションで今一番必要なのは、一般市民の知識と関心の向上。(3人)
  • 「できることから」というスタンスは、地方の中小企業にとって参考になると思う。(2人)
  • 市民、産業、行政、学識経験者それぞれのリスクコミュニケーションに対する考え方、取り組み等が理解できた。(2人)
  • リスクコミュニケーションを理解できた。
  • リスクコミュニケーション、環境コミュニケーション、(通常の)コミュニケーション、どれがより広義でのコミュニケーションであるのか、という考えが各委員によって異なっているように感じられた。
  • リスクコミュニケーション=ISO14001であると認識した。
  • 地方におけるリスクコミュニケーションのあり方、考え方について勉強になった。3
  • 企業外部とのコミュニケーションの必要性を学んだ。
  • 時代が変わっていることがよく分かった。
  • リスクコミュニケーションに対する行政としての取り組みも、もっと推進していかなければならないと痛感した。
  • リスクコミュニケーションを真の意味でポジティブな活動にすることの難しさを感じた。
  • 国の化学物質アドバイザー、環境カウンセラー等の存在そのものをほとんど知らない。
  • リスクコミュニケーションについて住民の協力が得られるよう努めることが大切。
  • 化学物質について啓発しようとしても、集まってもらえない。
  • 化学物質の必要性・安全性・安心の普及を進める主体をどこが担うかが問題。
  • 地方には地方のリスクコミュニケーションがある(河合氏)ことに同感。この言葉はダイオキシン問題が騒がれた10年位前に耳にした言葉であったが、当時からこのような意見交換ができていたらと思っている。
  • リスクコミュニケーションの必要性は良く理解できるが、地方の特色に応じて進める工夫が必要。
  • 当社は工業団地内で周辺住民に該当する方がいない。社内に対する環境、化学物質についてのコミュニケーションは実施しているが、これだけで良いのか疑問。
  • 企業が会社見学会の開催や地域活動への参加を通じて住民との共通理解に努めているのは良い方向。
  • マイナス情報の開示は、公表された事例以外でも、工場内で処置した事例、異常時の対応事例、それらの発生件数(トレンド)も報告すると、より信頼関係が深まるのではと思う。過去の負の遺産の処理の取組なども報告すべき。
  • 地域住民との化学物質に関するコミュニケーションは説得だけでリスク改善にはなりにくい。
  • 化学物質だけではなく、企業と地域の関わりが大切である環境の面、食品の安全など、リスクとはどのようなことか住民への啓発も必要である。
  • 一般市民に対して、もっと化学物質の知識を教育してほしい。
  • 市民が関心を持つ産廃関係や火葬場については、市の行政側は誘致した当事者でもあり、積極的に進められないと思うが、市民が関心を呼ぶような施策はないものかと思う。
  • 企業には一般人は質問しにくい。中小企業への対策が必要。
  • リスクコミュニケーションを実施している企業もまだ実質的な効果があったか疑問。情報公開を継続し、毎年継続していく必要がある。まだ、コミュニケーションの前提が、企業、市民共にできていない。地域の役員を呼んでも実質的な意味がないと思う。

(その他)

  • 今後さらに円卓会議を発展させて市民に周知されたい。
  • 廃棄物(埋立)等について、土壌汚染(地下水)、ガスの発生による大気汚染の今後の対策等について聞きたかった。

Q4.今後の化学物質と環境円卓会議に期待することがあれば御自由に御記入ください。

(会議の広報)

  • マスメディアをもっと利用すべき。(3人)
  • もっとPRをするべき。(2人)
  • もっと市民に開かれた状態で開催してはどうか。(2人)
  • 女性の参加をもっと増やすべき。(2人)
  • 現在までの議事録、意見を見たい。(2人)
  • 円卓会議のメンバーは著名人なので、そのまま広告塔になる。その人目当てに参加することで化学物質に興味を持つきっかけになると思う。
  • 化学物質に関心がない人を取り込む手法が必要。
  • 今後とも情報を発信して、一般の方の理解度を向上させてほしい。
  • 円卓会議がパフォーマンスに終わることなく、社会に役立つよう活動されることを期待。

(会議の地方開催)

  • 今後も地方開催を希望。(2人)
  • 全国各地での講演を期待。
  • さまざまな場所でその地域の現状を紹介してほしい。
  • 定期的に近場で開催してほしい。
  • 県レベルでの実施をお願いしたい。

(円卓会議の頻度)

  • 今後、回数を増やした方がよい。(2人)
  • このような会議を繰り返し聞くことは大変参考になる。引き続き開催してほしい。
  • ある程度(人数、知識度等)の人々が知っている必要があるので回数は増やすべき。

(円卓会議での議論の進め方)

  • もっと長い時間で意見交換を聞きたかった。(2人)
  • 個別企業の事例を増やしてもらうと勉強になる。(2人)
  • 地方開催時に、その地域だけでなく、他の都市(東京や大阪等)の取り組みや中央の話(学識者の講演等)の発表が聞きたかった。(2人)
  • 事例発表は減らし、メンバーの方々の意見を沢山聞けたほうが良い。
  • 立場の本音など、違った考え方での対論が出ても良いのでは?
  • 行政も国レベル、県レベルと、市町村の住民、事業所の現場の立場で意見が違う。行政同士の意見交換も必要ではないか。
  • 「どこまで企業がやればよいのか?」「どうすると工場に行きたくなるのか?」など、住民側の要望を中心とした意見も聞きたい。
  • 引き続き、幅広い人々の意見を聞き入れてほしい。
  • 市民、企業、行政に加えて、マスコミ関係者を含めて進めてはどうか。センセーショナルな報道にしか重きをおかないマスコミの体質もリスコミを進める上で障害となる。議題として必要な内容と思う。
  • 円卓会議として、行政へのアドバイス、指導はもっとできないか。
  • もう少し厳しく各主体(行政、事業者、市民)へ注文をつけた方が、聴衆にとっては勉強になる。
  • 全体に対する質疑が複数出されたが、特定の質問に対して議論が集中した。せっかくなので、できるだけ多くの質疑に回答してほしかった。
  • 最終的にリスクコミュニケーションの原点に関する意見交換になっていた気がする。もっと講演をいかした意見をしてもらいたかった。

(今後の円卓会議で取り上げてほしい議題)

  • ダイオキシンに関する検証を議題にしてほしい。
  • アスベストについて一般市民への正確な知識または理解を与えてほしい。
  • 化学物質排出量の削減の具体的取り組み・方策についても議題に入れてほしい。
  • 土壌汚染のような蓄積の問題も議論してほしい。
  • 化学物質個々の性質、リスクとはどのようなことかなど講演があってもよいと思う。
  • 化学物質の未知の影響解明の為の具体的な推進方法等を議題にしてほしい。
  • 化学物質使用後の廃棄物となった場合についての討議をお願いしたい。
  • テーマを絞って開催してほしい。(事例紹介と効果等)推測的な話は聞きたくない。
  • 情報公開、市民参加の活動についての討論が必要だと思う。
  • 自然環境保全のため水俣病を教訓として市民として学習していきたいと思う。

(その他)

  • 大変参考になった。
  • 関係情報データベースの設置orリスクコミュニケーション活性化のためのインセンティブ(例、情報提供)も欲しい。
  • 行政が環境汚染に関わる企業体について情報を公開すべきである。